消費税率引き上げ懸念の消費者 | 不動産WEBニュース

消費税率引き上げ懸念の消費者

モデルルーム来場者「やっぱり今が買い時」 「消費税率引き上げ」懸念も

長谷工アーベストが、モデルルーム来場者などを対象として3カ月ごとに実施している「顧客マインド調査」によると、「住宅の買い時感」を感じている消費者の割合が、前回調査と同様に高い水準であることが分かった。

同社が受託販売しているマンションのモデルルーム来場者を対象としたもの。有効回答数は418件。7月2~5日まで調査。

「買い時だと思う」の数値から「買い時だと思わない」の数値を差し引いた「買い時感DI」は、プラス23。前回の4月調査時よりも3ポイント減少しているが、前々回の1月調査と比べると6ポイント増加。市場全体が好調だった2004~2005年と同水準で、最も悪かった2008年7月調査との比較だと60ポイント近く改善した。

買い時の理由として、回答割合の高かった上位3項目は、「金利が低水準」(80%)、「価格が低水準」(59%)、「消費税率の引き上げが予想される」(49%)。特に「消費税率の引き上げ予想」の回答割合が大幅に増え、前々回調査と比べて20ポイント上昇した。一方、「価格が低水準」については前々回比10ポイント減少しており、一時期と比べて価格のアドバンテージを感じる消費者が少なくなっていることも分かった。
                               (10年8月18日住宅新報)
やはり消費税率の引き上げ問題は消費者の購買意識に影響が大きいようです。