業界全体規模での再編は… | 不動産WEBニュース

業界全体規模での再編は…

不動産業界再編は「進展しない」 帝国DB調べ


帝国データバンクがこのほどまとめた業界再編に対する企業の意識調査によると、今後の不動産業界再編について、不動産業者の42.7%が「進展しない」と答えた。


「進展する」は32.6%、「わからない」が24.7%だった。「進展しない」と答えた割合は、建設業の50.8%に次いで2番目に高い。業界再編が進まない理由として、「業界の特性上、合併のメリットがあまりない」(不動産業・千葉県)などの意見が挙がった。

なお、全業種平均では、「進展する」が45.0%、「進展しない」が34.9%。「進展する」の割合では、金融業(64.2%)、小売業(61.1%)、サービス業(52.3%)が高かった。

調査は4月20~30日にかけて実施。全国2万1431社を対象に行い、1万772社(不動産業は267社)から回答を得た。

                             (10年5月12日住宅新報)

不動産業界にしろ建設業界にしろ、【工場・商品の統合などの合併効果】より、【社員数の増加による負担】を上回ることは無いんじゃないでしょうか。


上記意識調査結果でも見られるように、グループ内の販社体制の再編・整理といった【事業再編】はあっても、業界全体規模での【業界再編】の動きは難しいと思います。