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都市部のオフィス事情

事務所空室率の上昇続く、東京都心5区は平均8.82% 三鬼商事・4月末時点調査


三鬼商事(東京都中央区)の調べによると、4月末時点の東京ビジネス地区(都心5区)オフィスビルの平均空室率は8.82%で、前年比2.03ポイント、前月比0.07ポイントそれぞれアップした。これで2009年9月から8カ月連続上昇となった。大型新築ビルの空室率は40.18%(前年比11.88ポイントアップ)、大型既存ビルは8.30%(同1.97ポイントアップ)だった。

地域別では千代田区7.56%(前月比0.09ポイントアップ)、中央区8.44%(同0.19ポイントアップ)、港区9.74%(同0.13ポイントアップ)、新宿区9.98%(同0.10ポイント下落)、渋谷区8.84%(同0.17ポイント下落)だった。

坪(3.3平方メートル)当たり月額平均賃料は1万8154円で、前年比13.41%(7260円)、前月比0.60%(110円)それぞれ下げた。大型新築ビルは2万4359円(前年比22.96%下落)、大型既存ビルは1万7974円(同13.13%下落)だった。


                                  (10年5月10日新宅新報)

全国のオフィス空室率がまた悪化の一途をたどっています。
昨年夏ごろには多少回復したものの、年末から今年にかけて空室率は上がる一方です。