景況感、新社会人の家賃にも | 不動産WEBニュース

景況感、新社会人の家賃にも

新社会人の平均家賃5.71万円に ネクスト調べ

住宅・不動産情報ポータルサイト「HOME’S」を運営するネクストと毎日コミュニケーションズはこのほど、「2010年フレッシャーズの住まいと恋愛意識に関する実態調査」の結果を発表した。4月に新社会人となる男女学生を対象とし、有効回答数は754人。

それによると、「4月からひとり暮らしを始める住まいの家賃」の平均は5.71万円となり、09年度の平均家賃6.13万円よりも4,200円低下する結果となった。

また、新社会人の70%以上が「家賃はなるべく安く押さえたい」、80%以上が「収入はなるべく貯金に回したい」と回答するなど、堅実な金銭意識がうかがえる結果となった。
                           (10年2月15日住宅新報)

まさに今の時代を反映している結果報告だと思います。
数年前と比べて、お酒も飲まない、車も買わないといった大幅な出費を控え、堅実に将来のために貯金するという若者が増えているので、家賃にかける金額がこれほど減っても納得できてしまいます。

このまま皆が皆お金を貯金に回し、経済の流動性が失われれば、さらなるデフレに見まわれるのではないでしょうか。早く景気が上向きになってくれればいいのですが・・政府の対応に期待するしかありません。