フラット35利用調査
1人世帯の利用者が増加、マンションで3割に フラット35利用者調査
独立行政法人住宅金融支援機構はこのほど、「平成21年度上半期 フラット35利用者調査」の結果を発表した。調査対象は2万703件。
それによると、フラット35利用者のうち、1人世帯の割合は全体で16.3%(平成20年上半期は11.3%)に増加した。特に、「マンション」でその傾向は顕著となり、1人世帯の割合は29.5%(同22.9%)で約3割となった。30歳未満の男性に限定すると、1人世帯は37.3%(同19.7%)となり、1人世帯は他の2人世帯や3人世帯などと比べて最も多いという結果になった。
また、フラット35の利用者を年齢別にみると、30歳代の割合が43.2%(同50.9%)に減少。対照的に他の年代の構成比が上がるという結果になった。
参考: フラット35利用者調査概要(PDF)
参考: フラット35利用者調査結果(PDF)
(10年01月4日住宅新報)
3年前には70%を占めていた30歳代の利用はどんどん落ち込み、逆に30歳以下の代は徐々に増えています。世帯年収が全体的に減少している昨今、家族世帯の多い30代はなかなか積極的に動けない状況なのではないでしょうか。