住友林業が豪州住宅市場に本格参入 | 不動産WEBニュース

住友林業が豪州住宅市場に本格参入

住友林業が豪州住宅市場に本格参入

住友林業は、100%子会社のスミトモ・フォレストリー・オーストラリア(SFA)を通じて、豪州シェア4位の住宅会社であるヘンリー・プロパティーズ・グループの会社持分50%を取得した。豪州では08年4月にヘンリー社と合弁会社を設立して分譲住宅の建設・販売を行っていたが、ヘンリー社の持分50%を取得することで、豪州の住宅市場に本格参入する。

ヘンリー社はメルボルンを拠点として豪州全土でツーバイフォーを基本とした「ブリック&ベニア工法」を中心に事業を展開。89年の設立から累積約3万棟の実績がある。10年6月期の売上高49億豪ドル(約3800億円)を見込む。

住友林業では、ヘンリー社を傘下に組み込むことで海外事業の収益の柱として期待する。これによりオセアニア地区で植林から住宅建設に至る事業の一貫した流れを構築。豪州国内や東南アジアなどで木質建材を製造する子会社との連携によって新たな工法や技術開発、資材拡販につなげ、東南アジア・オセアニアの住宅市場において事業間のシナジー効果も狙う。
                                (09年09月28日住宅情報online)

最近は大手不動産会社の海外への本格的事業展開が多いですね。
先日の積水化学工業に引き続き、今度は住友林業が豪州住宅市場に本格参入です。