LED照明の導入について | 不動産WEBニュース

LED照明の導入について

賃貸ビルテナントの天井照明に、オーナー主導でLED導入 NTT都市開発

NTT都市開発はこのほど、同社が保有する「アーバンネット勾当台ビル」(仙台市)で、サークルKサンクスの店舗として賃貸している1F専有部の天井照明に、同社主導でLED照明を導入した。

同社は、賃貸ビルでの取り組みの一環として、環境配慮型設備の導入を図っているが、共用部に比べてテナント専有部については導入が進んでいない実態に対応。コンビニエンスストアのテナントと協議し、天井照明にLED照明の導入が実現した。

LED照明は、蛍光灯と比較して電力消費や発熱量が少なく、長寿命で頻繁な交換が不要であるほか、紫外線を発しないので昆虫を寄せつけない、ちらつきがないので目に優しい、水銀などの有害物質による人体被害の可能性が少ないといった特長がある。
                             [住宅新報 09年8月5日]

以前にも書いたのですが、21世紀の明かりと言われているLED照明について。NTT都市開発が主導で自社保有のビルにLEDを導入したという記事が気になりました。

LEDについては過去記事参照

環境配慮設備であるLED照明は現在着実に普及が進んでいます。

来年4月から施行される、『エネルギー使用の合理化に関する法律(省エネ法)』によれば、平成21年4月から1年間すべての工場、事業所のエネルギー使用量を集計し把握、記録しないといけません。
合計が1500K以上の場合は平成22年度に管轄の経済産業局へ届け出ないといけません。届け出なかった場合や虚偽の届けを出した場合は、50万円以下の罰金対象になります。

この改正で、?工場、事業場単位から企業単位へ。
?特定連鎖化事業者も新たに規制の対象です。コンビニエンスストア等のフランチャイズチェーンも同様に事業全体でのエネルギー管理を行わなければなりません。

今回の記事にもあるように、コンビニエンスストアのような昼夜問わず照明を使い続ける場所では、省電力・長寿命・低発熱といったメリットを持つLED照明で省エネを実現するのが最適でしょう。