産院を決めるにあたって私の希望は、
無痛分娩で
美味しいごはんの出る
母子別室の個室入院♡

 

 

しかし我が家は選択の余地なし一択でした。
まず、今健診を受けている産婦人科では分娩を行っておらず、その代わりにセミオープンシステムという制度をとっています。これはお産が近づく32週まで(個人による)は提携の産婦人科で受診できるというもの。
産院も遠くないけど、産婦人科が家から徒歩3分くらいなのでこの制度は本当に助かってます!
特につわり時期は移動もつらくて、熱中症にもなったので近いのはありがたかった。

 

 


てことで、産婦人科が提携している病院から選ぶことに。
その中で心配性旦那が出した条件
・NICUがあること=赤ちゃんのもしもを考えて
・総合病院(大きな病院)=輸血確保量が多い

 

 

というのも私はRH式血液型不適合。
つまり、血液型がRHマイナスなんです。
小さい頃に輸血も経験しているので自覚はあったけど妊娠するまでは特に不便もなく、日本人全体の0.5%くらいしかいないので珍しいのが嬉しいくらいでした。
しかし妊娠するとこれが厄介で、
赤ちゃんがRHプラスの場合に(たぶんほとんどはそう)プラスとマイナスで作用が合わず赤ちゃんを攻撃してしまうんです。
しかも1人目はまだよくて、2人目以降になると初産時にRHプラスの赤ちゃんの血液が母体に入ることで抗体ができて、その抗体が赤ちゃんを異物と見なして攻撃してしまうとか。


そのため妊娠28週頃と出産後に抗体を作らないようにする注射を打たなければなりません。
最初に産婦人科で妊娠を確認してもらった時、
一応気になってたのですぐに聞きましたが
「あぁ~マイナスなの。じゃあ注射打たなきゃだね。そんな心配することはないよ」と拍子抜けするような回答でした。
現代医学バンザイ。

旦那には付き合った時に「もし目の前で事故に合ったら救急隊員の人に私の血液型RHマイナスって絶対伝えて!!」と言ってあったので、妊娠が発覚してから調べてくれたらしく病院選びの2点は絶対条件。


産婦人科から渡された提携病院リストに合致するのは1つ。
自然分娩のみ
完母推奨
出産直後から母子同室

 

 

 

(見間違いかなと思った真顔

 

 

しかもその時たまたまTwitterで
産院のごはんの写真のっけるみたいなタグが流行ってて
自分の入院先見たらプラスチック皿に素材重視茶色系オンパレード。
お祝い御膳?ありません。


せめて個室だけは死守しようとしましたが
父母そろって「それでいくらプラスなのよ。5日くらい我慢しなさい」との回答。

 

 

かくして夢の産院ライフは打ち砕かれたのでした。
まぁどこに入院しようが半分死んでるんだろうけど、出産に向かうモチベーションが違うのに。。

 

 

 

 

前回の健診時にRHマイナスの妊婦が受ける間接クームステストという血液検査を受けたので、次回は抗体を生成しないための注射を打ちます。この辺のことはまた注射後に書きたいと思います!

参考例があまりなくて私も色々調べたので、どなたかの参考になればくまピンクハート