腕時計の趣味をたしなんでいるので目の前の相手であれ、TV越しの芸能人であれ、見える範囲で身に着けられている時計をついチェックしてしまいます。
「隣の芝生は青く見える」ということわざのような、人のものがうらやましいなどという感情は、好みがはっきりしている(どちらかというと不人気なものが多い)僕にとってはあまり縁がないものですが、一通りお気に入りのメーカーの時計を買い揃えて落ち着いた視点で時計を眺めるようになった最近は、いつもその時計を見るたびに”いいなあー。カッコイーなー”と思います。最初に見たのはアインシュタインの河合さんの腕元でした。
銀色ボディーのスクエアといっていいようなオクタゴンケースで平べったくてカックカク。クワガタムシを求めていた少年時代のようなキラキラとした存在です。
gmw-b5000というモデルのようで、もう販売終了している時計です。
自分が腕に着けた時ではなく、別の人が身に着けている状態での美しさの発見という今までとは違う感動が印象深いです。
文字盤が見えないアングルは時計のケースのカクカクさとベルトのコマサイド部分のくぼみ穴の加工は、まるでスタッズベルトの鋲の様で無骨感があって男らしく、それでいてフルメタルボディーだからスーツにも溶け込めるしフォーマル寄りのGショックくらいに見えます。
どこぞのクリステルさんのようなななめ45度からの決めポーズがとても素敵。
性能は詳しくわかりませんが、ソーラー電波時計なので日常ではほぼノーメンテで構わないポテンシャルで、メルカリあたりだと3~5万で出品がありますね。
オシアナスのような10万円位の価格帯かと思っていましたが、金属製なのに小遣いの範囲の時計のいうのも嬉しい発見でした。
”性能も申し分なく(四角ありだけど)死角なし”という優れた時計ですね!
カシオの素晴らしいところは、デジタルウォッチオンリーなところが一点。
もう一点がチプカシだろうが、Gシリーズだろうが、基本デザインが大幅に変わっていない事です。
遠目で見てもカシオウォッチとわかるアイデンティティーがそこにはある!って思います(^^