少し前にめずらしくクオーツ時計をかいました。
ヴァーグウォッチのクッサンというモデルになります。
そのたたずまいはまさにロレックスオイスタークッション。
大きさ、時代特有の形状や細工はオリジナルのそれと見まごう程似ております。
そのデザインの良さを存分に理解しているプロデューサーがこの時計を世に送り出してくれたのであろうと感じております。そうでなければあそこまで似ている時計を生み出せない。
”100年前、ロレックス腕時計の礎(いしづえ)となったオイスタークッションの良さを、これからの若い人たちにも共感してほしい”という強く熱い想いがこの時計には詰まっているんだろうな、と大げさですがビシバシ感じています。その位僕にとってはありがたい時計で、その姿を見る度にすごくハッピーに感じます。
しかしそんな気分の高揚は一気に下がります。その都度…。
やっぱり針の動きがクォーツなので、身に着けた時の充実感までには至らずでした。
そしてあの手巻きのチクタクという5振動のゆっくりとしたリズムがあれにはない。
アンティーク時計の良さって見た目だけではなくって、なめらかな針の動き、ゆっくりとしたチクタクという音を含む『五感の満足』なのだなぁと改めて知ることになりました(^^;
オリジナルのロレックスオイスタークッションにのめりこみすぎていなかったら、もっと感動と喜びを得たのだろうなと思います。
すでにオイスターケース用のオープナーは購入しているので中身の確認をしましたが、国産のミヨタムーブメントを使用しておりました。1L45の型番を確認できます。
サイズ:6/34×8’’’
厚み:2.93mm
精度:±20sec/month
電池寿命:3年
クオーツは月差30秒くらいが普通なので、性能はまぁまぁなのかな?このケースから取り出してフィットする手巻きムーブメントがないかを探してみますが、ミヨタのホームページには手巻きムーブメントの紹介がありませんでした。
スモセコの手巻きムーブメントがみつかれば…。
知識もないので難しいと思いますが、次のMOD(カスタム)時計計画として「ヴァーグウォッチのクッサン手巻き化」を研究を進めてみます。