Vol.349 さすがチューダー、ブラックベイブロンズ79250BM | アスティアのひとりごと

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ヤフーブログからの続編としてロレックス、チュードルなど腕時計中心のブログです。またの名を 続・ミルガウス増殖計画

チュードル(現、チューダー)のモデルはブラックベイと呼ばれるダイバーモデルのような時計で、イカ針というテーマで作られており、赤ベゼルという珍しい組み合わせをしたこともあって、僕も持っているモデルになります。

 

 

ですがあれから数年、出てくるモデルが正直なところ、「もうえーよ、同じ顔ばっかりでうんざりだ…」という気分でありました。そのためこれといってチューダーの研究はしておらず…。

 

 

 

しかし、そんな風に見えたのは僕の目の節穴がだったことだと気づいた時の感動が凄かった時計がありました。

 

 

 

ロレックスの兄弟ブランドとして有名なチューダーらしい気概のある逸品と感じたのが79250BMというモデルになります。

ケースに銅を使用しているという事です。もちろん銅はご存知の通り10円にも使われている金属で、酸化しやすくすぐに変色します。

 

基本的にはどのメーカーも、いつまでも美しい時計を作るためにケースが劣化しないような製法や素材を選んで加工をします。

それを真逆の発想で、ケースの劣化を楽しむ時計があってもいいじゃないかと作られたのがこのモデルということで、

 

 

やってくれたなチューダー!

 

 

と久々に「血沸き肉躍る」高揚感をこのメーカーから感じました。

 

現在はモデル落ちしていますが、後継モデル79012Mがあり、そちらはブレスレットもブロンズを使用していますので、なおエイジングを楽しめる時計になっているそうです。

 

 

トケマーで調べましたが、50万円前後の予算で購入ができそうでした。

チューダーで50万というのは昔のデータしか頭にない僕にとっては大金です。購入はできませんが、スイス時計の小売価格がどんどん上がっていることを鑑みると、値上がり前に今買っておく方がいいのかもしれないなと思います。