僕が書いているブログのハッシュタグには「お金がない」というワードが思ったよりも多かったことに気が付きました。
給料が簡単にアップする時代ではないし、お金がないならば支出を抑える事が一番効果的なのに、ぐずぐず言ってはまた時計を物色している情けない奴だなって自己嫌悪になっております(ーー;
当面はしのげても、しばらくたつと大きな壁に直面することはわかっております。
それが住宅ローンです。
下の子が生まれた翌年にマイホームを完成させましたので、4月で5年経過となります。
5年払い続けているのに、元金はいまだに数百万円(新車価格くらいしか)減っていないという現実を、年末調整の住宅ローン控除申請書類作成の度に思い知ります…。
2022年12月、日銀が金融緩和策の修正をおこなったためメガバンクがローン金利を上げると発表しており、住宅ローン等大金を借り返済をしている人の負担も増えてくるのではないかという記事がここかしこに見受けられました。(上記の記事は違いましたが煽り記事もありました)
急には上げられないだろう。もし決行すれば日本版リーマンショックになるのは目に見えるわけなので…。
(簡単に言うとリーマンショックの発端はいくつかあるけど、その一つが、審査が甘く返済能力のない人への融資も多かった住宅バブルの崩壊で、ローンを返せなくなった人たちの不良債権が膨大に膨れ上がった為だったのです。)
僕もなんとなく理解している部分がこの程度なので、そんなもやもやを解消すべく調べたところ、この動画を発見しました。とても簡潔で説得力のなる説明でした。セミナーを受講しているような気分です(^^;
企業の収益が増え、給料にも影響が出れば消費が進み景気が良くなりますが、よくなり過ぎた場合に消費増加によるバブル(ロレックスがまさにそうだったような価格高騰)を抑えるため(消費から貯蓄へ切り替えさせるため)調整的に金利を上げるというのが定石なのです。その都度調整する金利になるため短期金利(変動金利)への影響となります。
今回は
・企業収益が増えてもそれが賃金上昇への影響は殆どないという状況であること(好景気ではないということ)
・諸外国の金利が上がっている状態でありながら日本は金利アップをしなかったため、その差を縮める事(円高への為替が動く操作をし、輸入材高騰による物価上昇を抑えるため)
・過去にも利上げを何度かしていたが、悪影響が見え始めてすぐにやめた(要は失敗した)ことがあり、今回も同じ流れになる可能性が高いので無理をできないという事情
が目的となるため、長期金利へわずかに影響がでるそうです。
動画の結果が画像の通りの3つの要点となるのです。
それを聞いて一安心ですが、35年先どころか、ここ数年先ですら給料がいつなくなるか、または少なくなるかもしれない不安定な状況の中、無理して家を建てるなんてしない方がいいのではないかと思います。
「一生に一度の買い物だから夢を形にする注文住宅」
と思い切って豪華に建てるよりは、
「中古物件または建売または安普請(やすぶしん)で購入し、タイミングを見て建て替える」
の選択がベターなのかと思います。夢のない話ですけど。
うちも家を建てた後、賃貸業の大家さんをしている友人からのこんな助言がありました…。
早くに知っていればよかったかも…(ーー;
残り5年のうちに資金を集めて一括返済すべきかなぁなど「生きるための選択肢」を考えなければならないので、時計豪遊も佳境なのかなって少し寂しく感じております…。