ヤフーのトップページから下へスクロールすると、どうでもいい情報のアイコンが目立ちます。
その名もトリル(TRILL)。
きっとあなたも見たことがあるでしょう。
こんなやつです。
他にも「この絵を見てなんだと思った?」的なアイコンも目立ちます。
モロ、アクセス稼ぎの身のない記事の臭いがプンプンしてきますね…(´Д`)
物書きだって、強い想いや訴えを、最終的には本などを作り上げ、読者に共感を与え、心の触れ合いが記事を通して可能であるほど影響力を持つことができる開拓者の一員だと感じておりますが、モノづくりの核であるクラフトマンシップが、ここの記事には感じません。
(クラフトマンシップとは職人魂で、職人が製品に対してどれだけ真摯に向き合って、いいものを創り上げる努力を惜しまないか、の心意気と僕はとらえます。)
モノも情報もあふれかえるほどの量で、生まれてはすぐ消えるという目まぐるしいサイクルの速さがある現代だから、そんな心意気がないものが多くなってしまうのも仕方がないのかな…。
それどころか、フィッシングメール、はがき等の郵送物による架空請求という詐欺行為すらもあり、作り出すものが粗悪品では終わらず、今では害をもたらすものにまで劣化してきているのが現状です。
買う側、読む側がきちんと考えて取捨選択していく必要があるため、興味を持つ前の吟味というか、慎重な行動に心掛けたいですね。
さて、危ないを英語で言うと普通はデンジャラス!でしょう。違うのかな?と思わせてクリックさせるのが常套手段だと思います。それにのっかるとデンジャラーースですよ!
彼らの所業に引っかかってたまるか!とへそ曲がりな僕は、その答えを…ネット検索します。
ほーらやっぱり!デンジャラスでしょう。
ウォッチアウトともいうのは知りませんでした。
トリルの方も不本意ながら、この記事の結論の為クリックしたところ、Look out(ルックアウト)になっていました。(watchもlookも同じ「見る」の動詞だから、結果同義です)
実に薄い。インパクトも色すらも感じないほど、薄い。晩御飯の前にはすっかり忘れている印象のなさであります(><
また、トリルは過去には不正(ステマ)広告で話題に上がっていました。
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2015/9
ヤフーによれば、日本インタラクティブ広告協会(JIAA)が「インターネット広告倫理綱領及び掲載基準ガイドライン」を3月に発表した後、TRILLの編集方針を見直す過程で、広告表記のない記事広告を掲載していることが発覚したという。
TRILLに掲載された広告表記のない記事広告は、ヤフーがTRILLに業務を委託している「Yahoo! BEAUTY」にも配信されていた。
このタイミングで発表したのは、「外部からの指摘があり、事実を公表すべきと考えた」(ヤフー)からだと説明した。
ヤフーは7月30日、「Yahoo!ニュース」と記事提供契約を結ぶ一部のニュース提供社が、広告表記のない広告記事をYahoo!ニュースに配信している可能性があるとの報道を受け、「これらの行為について、積極的に排除し、撲滅したい」との声明を出していた。なお、TRILLの記事はYahoo!ニュースにはもとから配信されていない。
ヤフーの100%子会社であるTRILLは2014年7月設立。女性をメインターゲットとしたインターネット総合メディア事業として、TRILLとYahoo! BEAUTYを運営している。
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残念です。改善のあとが見えない気がします。
最後に、
できれば目にしたくないものに蓋ができる機能がPCブラウザーにはありましたので、ご活用ください。
トリルの目的は、クリックをしてそこに表示される広告のカウントで稼ぐ商売をしているので、じっくり見てもらう必要がなく、ただ押してもらえればいいだけでこしらえた、「ちょっと気になる」のお題目を選んでいるような気がします。
別に腹を立てる事でもありませんので、そんなメカニズムを知ったうえで了承できる方は、トリルをクリックしてください。
結構ネット検索は用心しながら閲覧をしているつもりですが、MIZUH〇ダイレクトの”パスワードの有効期限が何とかかんとか”いうメールが着て、クリックしてしまいました。気づいてその先の入力はしませんでしたが、うっかりしていると色んな情報を吸い取られてしまう嫌な時代になりましたね…(^^;