「カラー文字盤が高騰しているよ」クロノタイムフリークの先輩であるマカロニさんから教えて貰いました。
20年前のクロノタイムは中古で20万円以内と比較的手に入れやすい価格帯で流通していました。
また飛ぶ鳥を落とす勢いがあったタイガーウッズのコラボモデルもラインナップされ非常に人気の高い時計になっていましたが、2009年のスキャンダルでタイガーモデルは180度の低評価へ真っ逆さま…。
ノンタイガーに比べると5万は(ノンタイガーの2割程)安かったと思います。
そのためクロノタイムフリークたちはわざわざタイガーモデルからノンタイガーモデルの文字盤に変更するものもいたそうです。
さらには色文字盤も発売当初から国内では不人気なままの状態だったため同じように人気カラー(白や黒)への文字盤を変更する人もいたようです。
そういう過去をさかのぼると、現在残っているカラー文字盤かつタイガーモデルというのは少なくなっていて数的な判断でいうと”貴重なモデル”という判断ができます。
しかしそれはあくまで統計論であり、そもそも人気がない時計だったものが反転して人気時計になるのはファーストミルガウスなどごく一部の話であってクロノタイムには該当しないだろうと思います。
ところが教えて貰った通りで、不人気の色文字盤をすごい値段で掲載する中古時計店が結構多いのです(汗)
色文字盤は30万円以内で買えたから集めたのに、この値段では到底コレクション追加したいなんて微塵も感じません(^^;
クロノタイムを集めている方、間違ってもこんな値段で買ってはいけませんよ。多分ですが、クロノタイムブーム第二弾を打ち上げたいともくろむ中古時計業界のワナだと思いますので…。
何割かのコレクターには色文字盤に変更して時計の価値を高めようと画策する人もいると思います。
ヤフオクやメルカリにも文字盤単体で販売がありますがそれがちょっと待って!になります。
文字盤交換を待って!というのは「文字盤交換をした場合、小窓の短い針まで交換になる場合があるので高くつくからやめた方がいい」という事をお伝えしたいです。
(カラー文字盤は短針が色違いが多いので組み合わせが複雑)
クロノタイムの価格が恐ろしく上がっていて値段に見合っていないためお勧めはできないのですが、値段は無視していいのであれば792**シリーズから投入されたカラー文字盤はアクセントありすぎな腕時計ですが目が慣れてきたせいなのか普通にいい時計です。
ブルーやグリーン、紫はギョーシェ彫りで輝き方が綺麗です。
色文字盤で最も敬遠されそうな赤文字盤なのですが、Tウッズといえば最終日は赤いシャツでラウンドするジンクスがあるのでタイガーモデルにはふさわしい色だと感じます。
色が違うだけなのに同じ時計に見えないところがコレクター心をくすぐりますよね。