今年の正月は並びから3が日以降の土日でお休みが続く人も多かったと思います。長い正月休みになったんですよね。
どちらかというとたまった仕事を一気に捌くだけの技量が伴っていないこともあるし、処理やチェックが粗くなって重大なミスにつながってしまってはいけないという心配性な性分から年末年始はちょいちょい会社で業務処理をするいつもと同じ年末年始でした。そのため連休明けの出社ブルーはないところは唯一恵まれたなぁと感じます(^^;
ちょこちょこ会社に出て行っても子供らと遊ぶことは忘れておらず、正月早々にプラレール博に行き、感化された子供たちと1月3日、電車に乗って旅行をしました。
(アンパンマン列車です。子連れの大人も写真を撮っている人が多かったです)
まず向かったのは岡山県の児島。
岡山県に児島という小さな町があり、そこは国産ジーンズのメッカ。一丁目のような存在です。ジーンズストリートという製造や販売をしているお店が軒を連ねている通りになっております。
ジーンズが吊り下げられているジーンズストリート。3歳の娘は何が気に入らないのか地面に寝転がって泣き始め、しばらくたったら勝手に歩いていきました…。歩き疲れたのかなぁ(抱っこしながらだったけど駅から1キロ弱)
実はガイアの夜明けにも出てきたことがあるのですが、桃太郎ジーンズの本店があります。
国産ジーンズでは知る人ぞ知るというブランドです。でも徐々にその知名度は浸透しているのではないかなと思っています。福袋はネットショップ限定で売られていますがすぐに売り切れます。
大体ジーンズ一本が2.5万円ほどで、有名なアパレルブランドのそれと値段的に変わりません。ジーンズとしての値段から見ると高めですね。
しかしここは他社よりもすごいところがあって、お店で購入したジーンズはボタンが取れたり、ファスナーが壊れたりなど補修メンテナンスが10年間無料というなかなか仰天なシステムがあり、衣類に保証書(ギャランティー??)を発行してもらえるのです。もはや高級時計とおなじような取り扱い方です。蛇足ですが、ロレックスは新品保障5年です。
次に倉敷の美観地区へ
川岸には柳の木が並んで植えられており、川の両たもとにはふるい長屋が並んでいて古い町並みを満喫できます。レトロな長屋のお店でいただく浪漫珈琲とシュークリーム…。かつて彼女だった妻とデートで来た思い出がよみがえります(*^^*
そのまま通りを進んだ先にある大原美術館は絵画、彫刻、庭園とどれをとっても日本屈指といえるもので、芸術に疎い僕ですら90分があっという間でした。夫婦になって再び倉敷へ旅行にいった時、エルグレコの「受胎告知」のレプリカを購入し、ゲン担ぎをしたものです…。
おかげさまでバカできょうだい喧嘩ばかりしていますが元気な長男と長女に恵まれました。
と昔話が多くなりましたが、騒がしい子供らがいるのと、大型連休で人が集中してねり歩きのような状態なのでそういう思い出に浸る間もなく、早い段階でくたくたになりました(@@
岡山に遊びに行ったのは6年くらい前だったのですが、正月に出かけたのは今回が初めてで、行く先々が人だらけで、JR駅も電車も満員でした。岡山~倉敷間の往復の普通電車では、どちらかの子供が必ず寝ていたので、抱きかかえて立っている僕を見かねて席を譲ってくれる方もおり、その節では大変お世話になりましたm(_ _)m
長時間の抱きかかえとその状態で乗車ホームまで階段のぼって移動するのってちょくちょくジムでトレーニングしているのにきつかったです…。しかしあの混みようではベビーカーは使えなかったので、持ってこなくて正解でした。
疲れていたとはいえ妻は機嫌がよかったし、子供たちも電車に乗って遠くへ旅行ができたと楽しんでくれた(新幹線に乗りたいと駄々をこねられましたが)みたいでした。
大人だけでくれば自分たちの好きなことを時間通りにできてストレスなく楽しめますが、デメリットが多く含まれていた今回であっても思い出に浸れたし、思い出も作れたし、計画してよかったなぁと感じました(^^
旅って…いいよねぇ。