●呼吸機能検査(スパイロメトリー)
呼吸機能を調べるための基本的な検査です。
息を思い切り吸って吐き、肺活量や時間、呼吸スピードなどを機械で測定します。
最初の1秒間に吐いた息の量(FEV1)は、
喘息ぜんそく(asthma)の重症度をはかるための基準になります。
一般的に60パーセントを下回ると、重症と診断されます。
●ピークフローメーター
息を思い切り吐きだした時の最大の呼吸スピードを
「ピークフロー」と呼び、喘息ぜんそく(asthma)患者さんではこの数値が低いことが通常です。
ピークフローメーターは自宅で活用することもできますので、
定期的な自己管理のためにも広く用いられています。
●気道過敏性試験
あえて喘息ぜんそく(asthma)の発作を起こしやすくする薬を使い、低濃度から開始して
どの程度の濃度で発作が起きるかを調べることで、気道の過敏性を測定します。
重症な患者さんほど過敏性は高くなります。
発作を起こす検査ですので、大きな医療機関で受けると安心です。
●血液検査
アレルゲンを調べるためにおこなわれます。
RAST法とMAST法という2つの方式がありますが、いずれも血液と
アレルゲンを反応させ、抗体が検出されるかどうかを確認します。
大人の喘息ぜんそく(asthma)では、アレルゲンの特定できない「非アトピー型」も多くみられます。
上記のほかにも、胸部のレントゲンや心電図、エコー、CT、気管支鏡検査などが
必要に応じておこなわれます。

喘息ぜんそく(asthma)の発作は、本人も、見ている人もつらいものです。
いざという時あわてないよう、普段から知識を身につけて
うまく対処できるようにしましょう。