愛・旅立ちラストシーン
夕陽が海に沈むのをバックに、今、まさに命が尽きようとするユキをおんぶしてマコトが海岸線を歩く。
本作のラストシーンでもあり、ハイライトシーンです。

マコト
「見ろよ、あの太陽」
ユキ
「燃えてるみたい。あんなに大きいのに、太陽も私たちと同じに毎日生きてるのね。」
マコト
「この世界のものはみんな生きてるんだ。」
ユキ
「月も、星も宇宙も、みんな生きてるのね?大きなひとつの命になって。私たちもその中の小さな光のひとつなのね?」
マコト
「だからこの世界に死なんてないんだ。永久にどこかで燃え続けていく。大きなひとつの命の為に。ユキ、その大きなひとつの命って、分かるか?」
ユキ
「…愛」
マコト
「100点!」
ユキ
「私はまだ80点よ。早く元気になってマコトと一緒に暮らせるまでは。」
「ねぇ?どんなアパートに住む?マンションはまだ買えないし、でも、四畳半じゃ狭いなぁ。六畳と小さなダイニングがあって、掃除洗濯…マコトの好きな食べ物いっぱいこしらえて…。ねぇ、何が好き?」
マコト
「何でも。ユキの作るもんなら何でも。」
ユキ
「ダぁメ、ちゃんと言ってくれなくちゃ」
マコト
「カレーにシチュー、ギョーザにハンバーグ、納豆に冷奴なんかも良いね」
(ここから姫の1カットが最後まで続く)
ユキ
「分かった。私、早くから一人だったから、やりくり上手なのよ」
「マコトのお給料から、ちゃんとヘソクリなんか作っちゃってさ」
「お誕生日のプレゼントなんかでびっくりさせちゃって。(心音)何がいいかな?セーターとかペンダントなんかじゃなく、マコトがアッと驚くような物…な・に・か・な?」

(マコトの背中でぐったりするユキ。それを背中で感じながら、すべてを悟るマコト)
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映画『愛・旅立ち』の最終最後のラストシーンでのふたりの会話です。
「何が好き?」と問うユキの問いかけへのマコトの返答に対し、「分かった」というユキの表情は演技を越えている、いわゆる素の表情だったと思います。
この映画を見るたびに、私はいつもなんとも言えない…切ないような腹立たしいような気持ちになるんです。


私はこう見えても中森明菜キチガイですから、なんだかこういうの見ると、いろんな事考えてやりきれなくなる事があるんですよね。
すみません、本当に意味なしブログで。
m(_ _)m