legendー6 | スーパーラッキー☆さんのブログ

legendー6

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各メーカーの春の新台のラインナップが出揃いましたね。



今回の目玉は、私としてはやはり三共の『倖田3』




…と、言いたいところなんですが差にあらず。


各メーカー共々過去機種のリメイク版が多いようです。




その中でも頭ひとつ抜けて個人的に気になるのが、平和(アムテックス)から発表された

『CRハイパーキングダム』


準MAXタイプスペックで全ての大当たりで約二千発の出玉が獲得出来る仕様らしいです。


いいですね。


こういう機械は安心出来ます。




しかしながら残念なことに今回のテーマは新台情報ではなく【legend】。



今回の【legendー6】では、リメイク機『CRハイパーキングダム』の先代の機種のお話しです。





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時は今からさかのぼること21年前。

1991年のお話しです。




私がこの世に生を受けた(え?べーっだ!)この年。



前年にはじけたバブルの余波を受け、日本恐慌に向かって突き進む経済とは裏腹に

来たるべきパチンコバブルに向けてひっそりと、しかし確実にシェアを伸ばしつつある分野がありました。


その分野とは連続で大当たりさせる“連チャン機”という分野。


この年の前年に大幅な風俗改正法が施行されたのに伴い、パチンコ業界も新要件機種たちが次々に登場。


今や遅しとその時が来るのを待っていました。



旧世代の一発台やオマケ機。はたまた1300発機に対抗するは、新世代の2300発機や出玉増のハネモノ達。




そんな中にあって一気に時代を引っ張り寄せたのが

当時トップメーカーであった平和から発表された『麻雀物語』。


業界初のカラー液晶モニター搭載と、それを最大限に利用した大当たり中のちょっぴりエッチな画面を武器に、設置後瞬く間に大人気を得ることに成功しました。


しかし『麻雀物語』が人気になったのはそれだけではありません。


この機種こそ連チャン機ブームに火をつけた新世代の旗頭だったのです。





明けて92年。

またしても平和から新機種が発表されました。


『ブラボーキングダム』

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↑見てお分かりかと思いますがデジタル部はドットで液晶モニターではありません。


『麻雀物語』の見た目のインパクトから比べると、盤面からデジタルまで非常に地味な印象を与えます。



・:*:・゚'★,。・:*:・゚'☆・:


『ブラボーキングダム』の基本仕様



☆大当たり確率: 1/225


賞球数: 7&15 16R 10C


出玉: 約2300個



大当たり絵柄: 0~9 H E I W Aの15種類

※スペック違いの姉妹機あり


・:*:・゚'★,。・:*:・゚'☆・:



れっきとした保通協の検定をパスして市場に持ち込まれた一見地味なこの機種が、一般誌にまで報道されるようになるまでさほど時間はかかりませんでした。




設置されるや否や『麻雀物語』を圧倒する連チャン力と、それに相反する強烈なハマりで一躍その名前を知らしめることになった『ブラボーキングダム』。


店側は連チャンの対応としてクギをガチガチに閉めて営業しましたが

皮肉なことにそれが更に連チャン力をアップさせることになったのです。


保留玉連チャン機『麻雀物語』の連チャンの対象が保留玉4つだけだったのに対し


『ブラボーキングダム』の連チャンは、保留玉を超えても大当たりの期待が持てる【数珠繋ぎ連チャン機】タイプ。




1/225のノーマル機のこの豹変ぶりはなんなのか?


真相はこうです。



保留玉連チャン機『麻雀物語』は、保留玉の強制書き換えにて大当たりを発生させたのですが


数珠繋ぎ連チャン機である『ブラボーキングダム』は、ブロック方式を採用して連チャンを誘発させていたのです。

(※モードとはまた違う…らしい)

1~9のブロックの内ひとつだけが大当たり確率1/25の天国ブロック。

残る8つのブロックは大当たり確率0の地獄ブロック。

この地獄ブロックにいる限り絶対に大当たりは発生しません。



では、どうやってそれを見極めるのか?

はたまたブロックを移動させることは出来るのか?






『ブラボーキングダム』は、その内部にあるブロックを規則正しく1から9まで順番に行き来します。


その移行条件は保留が三個以上点灯してのハズレリーチ発生。


移行コマ数は保留点灯状況により1コマと3コマ飛ばしになります。



ですからまずは、自分の台が今どこのブロックにいるのかを把握することから始めなければいけません。


100%確実なのは大当たり終了後。

当たりがあるブロックはひとつしかありませんので

大当たり終了後は必ず天国ブロックに滞在しています。


そしてブロック移行の条件は保留三個以上点灯してのハズレリーチ発生ですから

保留消化を固唾をのんで見守り、ハズレリーチがかからなければ天国滞在確定ですので

あとは単発回しで保留を点けずに回していくだけで、運が良ければ永久連チャンが可能となります。
(※ハズレリーチ確率25%)



運悪くハズレリーチがかかってブロックが移動した際には、今度は連続回しでブロックを進めていきます。







しかし…『麻雀物語』ではリーチがかかることを祈り

一転『ブラボーキングダム』ではリーチがかからないように祈る。

同社の機種でここまで両極端な機種も当時では珍しいことだと思います。




先に「クギを閉めた方が連チャン力アップ」と書きましたが、意味はお分かりでしょうか?


回らない台は保留を点灯させることすら難しい。

故に大当たり終了後ハズレリーチがかからなければ、自動的に天国に固定されてしまうからなんです。


保通協の検査も同様。

ある一定期間での連続回しでのデータ取りですから、全てが平均化されてしまうのです。



当時この威力抜群の攻略法が攻略誌に掲載されるや否や、こぞって『キングダム』のシマへ繰り出し
店側と客とのトラブルが相次いでおりました。

週刊誌や雑誌等に『ブラボーキングダム』の名前が踊ったのもこの頃。


メーカーこそ違いますが、“ブラボー”の平和が“フィーバー”していた古き良き時代です。



しかしさすがにここまでの社会現象にまでなってしまっては店側も目を瞑る訳にもいかず

『ブラボーキングダム』は撤去への道を早めてしまいました。



私が最後に『ブラボーキングダム』を打ったのは、確か17年ほど前だったように記憶していますが

5連チャンの後ハズレリーチがかからなかったのにも拘わらず150回まで回して止めたんですよね。


あれは天国中(1/25)のハマリだったんだろうなぁ…







↓『ブラボーキングダム』のヘソ周辺
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そうなんですよぉ


道クギが2本しかなかったんですよねぇ~
(^-^)






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『ブラボーキングダム』はメーカーとしてみれば大成功を納めた機械でした。


これを皮切りに同メーカーは、数々の連チャン機を排出し、打ち手に大いなる夢を見せてくれました。



しかし…事がここまで大きくなった以上、お上も黙ってはいません。


一種の濡れ衣でもあり言いがかりでもあると思いますが(違法には違いない?)


この事があの【ダービー事件】に繋がっていくのかもしれませんね。




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