真珠は愛しい人の涙とか露の玉が貝の中に入って出来ると信じられていました。
月の雫（しずく）と形容されることもありました
実際には「砂粒」であったり、小さな虫」「小魚」です。
養殖真珠の場合は、「核」とよばれるものをアコヤ貝などに埋め込み、
真珠に育てています。
美しい輝きは、貝の中に入って吐き出せなかった砂粒などの異物を、
自らの分泌物で長い時間をかけて幾重にも包み、それが層となり丸くます
「自らの痛みを輝きに変える」貝の我慢づよさを、人は女性の生き方に重ね合わせました。
真珠には4つのタイプがあります。
①アコヤ真珠：日本はほぼこのタイプで、和玉と呼ばれます。
②南洋真珠：白蝶貝から採ります。
③黒真珠：黒蝶貝から採ります。高貴な輝きに希少性があります。
④淡水真珠：ピンク、グレー、イエローなど多彩な色の真珠です。