日本の皇室が危機的状況である。どれくらい危機かというと1500年ぶりくらいの危機である。
現在皇室には17名の方々がいるが、このうち皇位継承権をもつのは3名のみ次世代に限ると悠仁親王殿下のみとなる。
なぜこうなっているのかといえば皇位継承が男系男子に限られているからだ。このルールにより皇子たる愛子親王殿下は天皇になる権利をもっていない。このルールをどうするか政府の判断が急がれる。
ところでこの男系男子の皇(王)位継承というのは世界ではどれくらいメジャーなのだろうか。米国人歴史研究家ケネス・ルオフ氏によれば日本以外ではサウジアラビアとヨルダンが男系男子の皇(王)位継承を行っているらしい。その2国と日本の違いについて興味がわいたのでネットで調べてみた。
「サウジアラビア」 中東アラビア半島に位置しアラビア半島の大部分を占めている。アラブ諸国で唯一G20に参加しており豊富な石油資源をもとに世界に大きな発言権を持っている。建国は1932年、初代国王アブドゥルアズィーズ・イブン・サウードによってナジェド及びヒジャース王国から国名をサウジアラビア王国に変更した。専制君主制をとっており国王の権限は絶対に近い。現国王はサルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王。皇太子は現国王の実子であるムハンマド王太子。一夫多妻制を採用しているため、王族の数が多く、初代国王からして子どもの数が50~200人と確定していない。現在王族は5000人以上、1万を超えるともいわれ、ギネスに世界最多王族に登録されている。
サウジアラビア統治基本法
サウジアラビアの国王一覧
「ヨルダン」 中東の北側に位置する国である。建国は1946年イギリス統治領パレスチナからトランスヨルダン王国として独立、1949年ヨルダン・ハシミテ王国に改名した。憲法に基づいた国王を元首とする立憲君主制をであり、国王は内閣とともに行政権を持っている。初代国王はアブドゥッラー1世。現国王はアブドゥッラー2世。皇太子は現国王の長男であるフセイン王子。調べた限りでは一夫多妻制を採用しているかわからなかったが、現国王はラーニア・アル=アブドゥッラー一人を配偶者としている。ちなみに王妃は美人として有名。王位継承は憲法によって定められており、直系男子継承を基本としており、これがなされない場合は国民議会によってフセイン・イブー・アリー国王(ヨルダン初代国王の父)の子孫から選ばれる。王位継承権を持っているのは現在37人いる。
ヨルダン憲法
行政権に王位継承の項目がある。
ヨルダン国王一覧
ヨルダン王位継承順位
「日本」 さて我が国日本である。ユーラシア大陸の東端の島国である。どの時期に日本が建国したかは定かではないが、初代天皇は神武天皇、約2700年前に即位したといわれている。これは史実とは認められておらず伝承になる。憲法に基づき天皇を象徴とする立憲君主国である。天皇は政治的権能をもっていない。皇位継承は皇室典範によって定められている。皇統に属する男系の男子がこれを継承する。と定められている。前述したが現在継承権は3名のみが有していることになる。
皇室典範
https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=322AC0000000003
日本国憲法
天皇系図
http://www.kunaicho.go.jp/about/kosei/keizu.html
さて、男系男子継承の国、3か国について書いたがまとめると現在、継承権を持つのは、
サウジアラビア 5千~1万人
ヨルダン 37人
日本 3人
となる。
タイトルにかいた日本の皇室はサウジアラビア・ヨルダン以下!?の理由は、
サウジアラビア・ヨルダンには
皇太子がいる(いて当たり前)
皇太子がいる(水が低きに流れるくらい当たり前)
皇太子がいる(大事なことなので3回目)
サウジアラビア・ヨルダンには安定的な継承を行えるだけの十分な王族の人数がいる。(サウジアラビアは多すぎるが)
ということになる。
まだ書くべきことはあるが今回はこれで。