防災の日にちなんだレシピ。
Vol.9「ぷっくら餅スナック」です♪
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この餅レシピ、わたしは今まで他では見たことがない方法、過熱水蒸気オーブンでお餅を加熱するというものデス(●´∀`●)♪
元々は、2012年に北関東の某県で配布される某フリーペーパーの仕事で、残った餅を活用するレシピを、ということで考案したものでした。
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餅レシピ、ねえ、と考えてて。
子供の時、母がよく固くなったお餅をさいの目に切って揚げたおやつを作ってくれていて、あれ好きだったなあ、と思い……。
でも、揚げ物って、ちょっと面倒って方、いるよね、と思い。
そういえば、過熱水蒸気オーブンって、唐揚げなんかも作れるんだから、餅も揚げられかも? とやってみたら予想外の出来!
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とにかく食感にビックリです。
揚げたお餅はただのおかき、ですが、過熱水蒸気オーブンで作ったこちらは、外はサクサクっとして、中はモチッとしつつシューッというか。
四角いお餅が3倍ぐらい大きな風船のように膨らんで、中は空洞に……。
とにかく普通の餅とは全くの別モノ。
でもって、美味……(。・ρ・)♪
軽い食感で、ついつい手が伸びちゃいます♪
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ところでどうしてこれが防災の日レシピシリーズなのか、というと。
真空パックの餅が、非常食にぴったりだと思っているから、デス(・ー・)ゞ
よくある、大きな袋に個包装の餅がどさっと入ったあれ。
あのお餅の賞味期限て、実は、24ヶ月とかなり長いんですね。
しかも、あくまで【賞味期限】、つまり、「美味しく食べられる期間」ということで、ちょっとぐらい期限が切れてても無問題。←経験済み(・ー・)ゞ
通常商品と別に、5年保存の「備蓄用・保存用切り餅」もあります。
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お餅は、普通にいつでもスーパーで簡単に買えますし、真空パックされているので保存も楽♪
でもって、調理も楽♪
茹でても焼いてもいい。
コンロがなくても、ストーブの上であぶれば食べられる♪
小さく切ってうるち米と一緒に炊飯すれば、おこわ風にして使うこともできます。
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なので、非常食として、お餅をストックするのがオススメ、とわたしはは思っています。
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そんな餅も、さすがに期限が近づいたら食べちゃいたいですよね。
てことで、「ぷっくら餅スナック」をぜひお試しください(●´∀`●)♪
ちなみにわたしは、東芝の過熱水蒸気オーブンで作っています。
メーカーによって、若干出来上がりの差もあるかと思いますので、お好みで加熱時間を調節してみてくださいな♪
★レシピ
●ぷっくら餅スナック*過熱水蒸気オーブンで新食感
2~3人分
■ 材料
切り餅…3個
サラダオイル…小さじ1
※できれば米油がオススメ
A(きなこパウダー…よく混ぜておく)
きなこ…大さじ3l
砂糖…大さじ1
B(クレージーソルト)
クレージーソルト…お好みの量
■ 作り方
1.過熱水蒸気機能つきのオーブンは、給水タンクに水を入れてセットし、過熱水蒸気モード・200℃で余熱をスタートさせます。
2.餅は1cm角に切り、サラダ油と一緒にビニール袋に入れてよく混ぜ合わせ、オーブンシートを敷いたオーブントレイに並べる。
※倍以上の大きさになるので、2cm以上離しておくこと。
3.オーブンの余熱が完了して水蒸気が出始めたら、トレイを入れて5分加熱し、丸く膨らんだら取り出して半量にわけ、熱いうちにそれぞれAとBをまぶす。
◆MEMO
★お米との相性がよい米油で作るとよりカリッとおいしくできます♪
★必ず余熱完了してからトレイを入れて加熱しはじめてください。余熱スタート時から入れておくと、だいぶ食感が違うものが完成します。←経験済み(´・ω・`)
★シンプルに塩だけ、または塩・こしょうだけとか、のコンソメスープの素(すりつぶして粉にする)や、シナモンシュガーなど、いろんな味で試してみてくださいな。
★カリカリの食感が好みなら、加熱時間を10~15分にしてみてもOK
★時間がたつと、食感が悪くなるので、作りたてがオススメ♪
◆MEMO
★真空パックの餅について【賞味期限・保存について】
そもそも賞味期限とは、メーカーが補償する「美味しく食べられる」期限なのです。
だから、それを過ぎたからと言ってすぐに食べられなくなる訳じゃないのです。
よくあるメーカーの賞味期限は24ヶ月ですが、1年ぐらい超えちゃったものをおそるおそる食べてみたところ、全く問題ありませんでした。
★災害時&非常食活用レシピ・ポリ袋活用レシピはこちらにも♪
※順次公開アップロードしていきます
●主食レシピ
ポリ袋で 炊き込みごはん 3(焼き鳥缶でキノコの炊き込みごはん)
2011年の東日本大震災後、赤十字防災ボランティアに登録して、訓練を受けたり、個人ボランティアとして、災害時の為のレシピ提案や、ワークショップ講師、支部会報「日赤みやぎ」のレシピ連載などしております。
ブログでも、そうした経験をいかして、ハイゼックス包装食袋や、ポリ袋(アイラップ等)を利用して、災害のときでも美味しく作れるカンタン料理や、非常食としてストックした缶詰などを活用したレシピなどをご紹介♪
実際に被災したら、こうした材料が揃わない可能性の方が高いでしょう。でも、あらかじめ基本的な作り方を把握しておいたり、手持ちの材料で作るアイディアのひとつとして参考にしていただき、お役立ていただければと思います♪