
こんにちは、キャッシュフローコーチの鈴木です。
以下↓10/7日経朝刊より
Wカップ優勝のドイツにはクラブに健全経営を求める規則がある。18チームのうち17が黒字経営だ。
・・放漫経営は許されない。
・・・「財政が健全であるほど試合での勝利なのどの成功から得られる果実を大きくできる」
ドルトムント(香川在籍)は2000年半ばに経営危機を経験したが今は黒字が定着している。
再建を支えたのはチームの強さと業績の安定を両立するバランス経営だ。
・・2000年代前半、無理な大型補強がたたり倒産寸前に追い込まれた。
この危機をバネに経営方針を転換。「スポーツの成功のたに負債は抱えない」を柱とする事業成長を目指す。
「借金に頼らぬ戦力補強」を支えるのが「スカウトと若手育成システムの充実」だ。
↑ここまで。
よく人生訓で、「今の自分は今までの自分がいたから。」といわれます。ほんとですね・・汗
ただ、これは経営でも全く同じといえます。
今までの経営があったので今がある。良い会社はそのような経緯があるので今良い。悪い会社はそのような経緯があったので悪い。
そうすると、過去と今ではなく、今と未来で置き換えてみると経営のヒントが浮かび上がります。
経営を良くする。売上にしろ財務内容にせよ簡単ではありません。長期的に考えないといけない。
未来を良くするには、今どうするかにかかっています。
ただ、ややもするとすぐ売り上げを上げたがったり、すぐ財務を良くしようとするが、そんなことは宝くじが当たるようなもので普通はありませんね。
ただ、普通はないのに短期的に売上や財務を良くしようとして一喜一憂してしまいます。
ちょっとおかしいですね。
桃栗三年柿八年ともいいます。果実がなるのは時間がかかります。
「借金に頼らぬ戦力補強」を支えるのが「スカウトと若手育成システムの充実」
これは長期的視点がないとできませんね。
中小企業も同じですね。あなたの会社の長期的なビジョン、理念、計画ありますか?
経営が思うようにいっていないもう一度経営スタンスについて考えるときなのかもしれません。
時間がない言わないでくださいね。それは社長の仕事を放棄したのと同じですから。
社長の仕事は長期的な方向性、ビジョン、を考え具現化することですね。
長期的な視点に立って今行動する!応援します!
~小さな会社が勝ち残る!脱ドンブリ経営戦略~