中小企業の7割が赤字、を考える | 浜松 キャッシュフローコーチ®・税理士 鈴木崇之のブログ 〝すずレポ”

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5年続けて7割超が赤字決算です。(国税庁発表より)

これもなにか当たり前のような雰囲気もあります・・。

ただ、考えてみればこれは異常な状態です。

他の国ならとっくに倒産しています。

ではなぜ日本の会社は倒産しないのか?借入金でしのいでいるからです。

貸し付けは金融機関がします。ただこれは一般的に?国の機関の保証をとって行います。

中小企業の倒産はできるだけ避けたい。国の親心?。最大限貸し付けます。延命に似ています。

中小企業は倒産しません。

ただし借入金の金利負担は経営に重くのしかかります。

経済もかつてのようには上向きません。売上は前年維持できれば良し?。いつまでたっても赤字から抜け出せません。

悪循環。

5年続けて7割超が赤字決算。異常です。

資金繰りが苦しくなった時の借入金は一種、麻薬のような怖さがあります。

ここは、もう一度足元を見直した経営を知る必要があります。

まず、脱ドンブリ経営で、現状を見つめなおす。単なる延命策の経営になっていないか。

立ち止まって長期的な視野に立ってどうするのか、考えるべき。

「遠慮なければ、必ず近憂あり」ですね。(論語)※

ではでは


※ここでの遠慮は長期的構想。
 遠いところまで見通して対策を考えておかないと、足元をすくわれる。