介護とフランチャイズの組み合わせは? | 浜松 キャッシュフローコーチ®・税理士 鈴木崇之のブログ 〝すずレポ”

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こんにちは、フランチャイズ専門 税理士の鈴木崇之です。「あなたの会社の強みを引き出します」 いつもありがとうございます。


このところ、介護関係事業のフランチャイズが増えています。介護の経営ではデイサービス・・関連では配食サービス・・等々。


さて、介護とフランチャイズの組み合わせは?


以前、介護関係の事業をしている人のブログか何かで、「フランチャイズのような営利主義に介護は無理だ・・。」というような内容を読んだことがあります。


・・・少しだけ・・合っています。FC=営利主義ということ自体は間違っているのですが、FC本部にも色々・・、問題のある本部の存在もありますから。その意味で合っています。


ただ、大方はFC自体を誤解しているようで。


ハッキリ言って、介護とフランチャイズの組み合わせは十分有りです。良い組み合わせかもしれません。


フランチャイズとはそもそも経営ノウハウを売る事業。簡単にいうと素人でもその事業に参入できるように、経営ノウハウをパッケージ化したものです。


ということは、サービス業の心をもった方(介護は素人の経営者)がジー(加盟者)となり、介護・経営のノウハウをもったザー(本部)と組めば・・、


これは大きな力になります。


たとえば、パンを焼く職人さん。


パンのことは詳しいですが、そのパン職人さんがパン屋さんをうまく経営できるわけではありません。


それより、全くの素人が、パン経営のノウハウを持った本部に加盟しパン職人さんを雇えば(または素人でも出来るマニュアルや機械を使う等)経営はうまくいく可能性は高くなるでしょう。


おなじ理屈です。


逆に、たとえば、ふつうの個人事業レベルでデイサービスをやっている方には、今後、FCのデイサービス大きな脅威になると考えられます。


以前街の駄菓子屋さん、酒屋さんがコンビニエンスストアにとって代わられたように・・・。喫茶店も居酒屋も・・フランチャイズは意外と多いのです・・。


少なくともお客様目線でいうとFCには安心感があります。わけのわからない?ところよりも、最低レベル以上のサービスは受けられる安心感。これはFCの最大の強みともいえます。


安心感。介護には必要不可欠なものです。プランも安心第一・・。


(ずば抜けたサービスができればFCはやらないほうが良いのですが・・これは後日)


特に、FCを勧めるわけではありませんが、成功の可能性が個人レベルで事業を行うよりずっと高いのも事実です。


また、自分はやらなくても競合がFCとなることは十分あります。


FCについて学んでおいて無駄はありません。

それでもフランチャイズを選びなさい―失敗しないための独立・起業77の法則/丸山 忠
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先日読みました。今後開業等考えている方には参考になるはずです。


フランチャイズ関係の本はほとんど目は通していますが、加盟店(ジー)目線の実践的ないい本はあまりありません。が、これは参考になると思います。


機会があったらお読みくださいね。

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