こんにちは。 浜松市 フランチャイズ専門税理士 鈴木崇之です。
今回は、これから起業しようとしている方、起業して思うように経営がまわっていかない方、中小企業で経営マネジメントに悩んでいる方にぜひ読んでもらいたい本をご紹介します。
経営の悩みを少なからず解決し、かつ、今後の経営の指針になるはずです。
はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術/マイケル・E. ガーバー
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もう10年以上も前の本なのですが、ぜひ一読をおすすめします。米国・成長企業500社のCEOがNO1に選んだ(2000年10月)、アメリカの起業家たちに最も影響を与え続けているバイブル的な一冊です。
内容はストーリー仕立て。パイのお店をオープンした主人公サラが経営に悩み、それを解決していきます。読みやすい構成です。
事業を立ち上げる人はみんな、「起業家」「マネージャー」「職人」の三重人格者とし、展開していきます。
起業に成功するポイントは4つ。
①大半の起業家が失敗に終わる理由を知る
②成功率の高いフランチャイズビジネスから学ぶ
③一流企業のように経営する
④毎日の仕事で実践する
私も10年以上前に読んだのですが、今でも読み返します。
当時フランチャイズ本部で働いており深く感動したのですが、税理士になって普通(FCでない)の中小企業と仕事を一緒に行うようになり、より一層痛感する内容になっています。
私自身フランチャイズを特に推奨するわけではありません。
ただ、ブログのタイトルにも使いましたが、フランチャイズの仕組み・考え方は、普通の中小企業にこそ使ってほしいものです。
最後に、この本で書かれている成功するための7つのステップを挙げます。
①事業の究極の目的を設定する
②戦略的目標を設定する
③組織戦略を考える
④マネジメント戦略を考える
⑤人材戦略を考える
⑥マーケティング戦略を考える
⑦システム戦略を考える