◆読書ノート
・・・私は数年前から内弟子をとりはじめました。・・・
○「プロになりませんか」とはいえない
・・・問題は、こんな簡単な死活がわからないのに、大型の難解定石を打っている。
そのアンバランスさ。・・・いびつ・・
・・・・勉強の順序が逆・・。この少年のレベルでは、二間にとび出す。それだけで十分。
・・指導者がわるかったのかもしれない。いや、きっとそうでしょう。・・・
○いいものをもっている
・・・自己主張しているのです。
それがいい結果をもたらすかどうかは、まったく問題にならない。
うまくいってもほめられないし、まずくしても非難されません。
ましてや、勝ち負けなどはどうでもいいことです。
私は彼等の声(碁の声)をできるだけたくさん聞きたいので、
置き石を減らして打つことにしています。
・・・彼等はたくさんのことが主張できるはずです。
・・・感じ、考えて、そうした。自分の力で碁を考えているからです。
・・・大事なことは次の2つです。
・誰かに教えられたような借り物でない、自分の力で一局を歩くということ。
・基本的なヨミの力があること。
碁の上達にプロもアマもありません。
・・プロもアマも同じこと・・
『趙治勲 囲碁とっておき上達法』より
いろいろなことに共通すると思います。
基本と、自分の考え。
指導する立場からみても忘れてはいけない。
基本。と
信念ある自己流。
確かアーノルドパーマーか青木功か??
「信念ある自己流は信念なき正当に勝る。」アーノルドパーマーでした。
~読書・雑感です~