◆事業計画② | 浜松 キャッシュフローコーチ®・税理士 鈴木崇之のブログ 〝すずレポ”

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売り上げの次は、

売上に対する利益です。

売上総利益の部分です。

売上-売上原価 の部分ですね。



売上総利益率は何パーセントか?

今までのPL等を参考に、

まずはざっくり決めればOKでしょう。



売上100

売上総利益率30%

なら

利益30

となります。


━─━─━─━─━─

利益率の違うものを扱う場合、

構成比と利益率等を掛け合わせて

全体の利益率を出せます。

戦略的に強化する部門等を決める場合などにつかいます。

次の段階と考えればよいのですが、

その利益率の出し方は以下の通りです。



aの構成比×aの利益率=A

bの構成比×bの利益率=B

cの構成比×cの利益率=C

A+B+C して0を2つとる=全体の利益率

となります。



例えば、

aの構成比50%×aの利益率30%=1500

bの構成比30%×bの利益率20%=600

cの構成比20%×cの利益率50%=1000

A+B+C して0を2つとる=31%=全体の利益率

となります。



これが、

aの構成比40%×aの利益率30%=1200

bの構成比30%×bの利益率20%=600

cの構成比30%×cの利益率50%=1500

A+B+C して0を2つとる=33%=全体の利益率

となります。



同じ1億円の売り上げでも、利益は200万円変わります。



予算化するとき、

強化する部門や商品(構成比を上げる部分)を変えれば、

利益が変わります。

押さえておくと役に立ちます。



次は、

固定費関係です。

販売費、管理費などの部分ですが、

あらためます。

ではまた。