子(し)曰(のたまわ)く、
速(すみや)かならんと欲(ほっ)すること毋(な)かれ。
小利(しょうり)をみること毋(な)かれ。
速(すみや)かならんと欲(ほっ)すれば則(すなわ)ち達(たっ)せず。
小利(しょうり)を見(み)れば則(すなわ)ち成(な)らず。
「事をなさんとするときは、はやく成果をあげたいと思ってはならない。
また小さな利益に気をとられないようにせよ。
早く成果をあげようとすると、かえって成功しないし、
目先の利益に気をとられると、大きな仕事はなしとげられない。
・・つねに大きく、深く、全体を遠くから眺めていなくてはならないと、
経営理念の必要性を説いたものである。」
子曰く、
速かならんと欲すること毋(な)かれ。
小利をみること毋(な)かれ。
速かならんと欲すれば則(すなわ)ち達せず。
小利を見れば則(すなわ)ち成らず。
おはようございます。
今日の論語は身にしみます。
今日も一日、良い日でありますように。