あんそろじーです!
今週末は大学受験生は共通テスト(旧センター試験)らしいですね。
人生で2度と受けたくないです。
センター試験の2日間は本当に嫌でした。
とある大学で受けたんですが、自分のときは各受験会場ごとに名前の順で席が決まっていました。
「佐藤」とか「鈴木」という苗字のひとの席がある教室は全員同じ苗字だと思います(笑)
休み時間が30分以上あるのもなんかなにすればいいか分からなかったです。
試験が始まる前に20分ぐらい試験官から説明があるんですが全科目で同じような説明をされるので、聞くのもなかなかしんどかったです。
英語のリスニングがいまも科目であるか分かりませんが、リスニングの時間帯は飛行機の離着陸をしないように要請してるとか聞きました(笑)
ベタなことですが受験されるかたは頑張ってください!
1年に1回しかない試験ってホントに緊張しますよね。
司法試験とかはもっとみんなピリピリしてるんですかね。
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さて!
漫画を最近よく読んでいて
その中でもすこしダークな
「累(かさね)」
という作品がとても良かったと前に記事で書いたと思います!
おすすめです!
伝説の女優「淵透世」は容姿端麗で天才的な演技力を持って演劇界を牽引する存在だった。
しかし、ある役を演じたことを最後に女優をやめてしまった。
そして、若くしてこの世を去ってしまった。
だが、彼女には数人しか知らない秘密があった。
彼女は演技の天才ではあったが、優れた容姿どころかとても醜くて怖がられる顔をしていた。
彼女は、「特別な口紅」を持っていた。
その口紅は
塗って他人とくちづけをすることで
顔と声を一定時間入れ替えることができてしまう!
彼女は他人の綺麗な顔を奪い女優として日本中の脚光を浴びていた!
彼女の本当の名は
「いざな」
「いざな」の顔の持ち主「淵透世」とは?
そして、いざなと口紅の秘密を知ってなお、いざなの身の回りのサポートをしていた演出家
「羽生田釿互(はぶたきんご)」
そして彼女の娘
「累(かさね)」
「累(かさね)」は天才的な演技力を母親から受け継いだが母親とおなじく醜くて怖がられる顔をしていた。
ある日、かさねはこの特別な口紅を渡された。
「かさね」は高校では、醜い顔のせいでまわりから怖がられて1人でいた。
演劇部に所属するも照明を担当していた。
ある舞台の日、主役の部長が倒れ「かさね」は咄嗟に口紅を使って顔と声を部長と入れ替えた。
舞台は大盛況に終わり、「かさね」は演じることの楽しさを知る!
「かさね」は「羽生田」とともに女優としての道を歩む
「いざな」は「羽生田」に娘を光のあたる場所へ導いてと託していた。
「いざな」の人生とはどのようなものだったのか?
「かさね」は美女の顔と声を奪い女優として輝けるのか?
顔を永久交換する方法とは?
これは、「いざな」の意志と「かさね」が口紅をつかって脚光を浴びるまでのものがたり
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この漫画を読み始めたときは主人公が口紅を使って女優としてのスターダムを駆け上がる漫画だと思っていました。
それは間違ってはいなかったのですが半分正解、半分間違いでした。
そんなにスムーズにストーリーは進みませんでした。
「かさね」が高校まで抱いていた憎しみ、劣等感、憧れ!
顔は良いのに演技力がないために評価されない者たちの劣等感…
ストーリーは「章」わけできるほど深くて、全然スムースではなく「いざな」の過去もおおいに関わってきます!
「いざな」だけでなく「淵透世」、「羽生田」、「かさねの父親」、「かさねの叔父」の過去まで描かれているのにとてもまとまっていて読みやすかったです!
ストーリーの序盤、中盤、終盤でこれほど各キャラのイメージが変わった作品は初めてでした。
ダークですが、いま!おすすめしたい作品です!
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話は少し変わりますが、いまは声優ブームだそうです!
キャラに声をあてるどちらかというと昔は裏方だった声優が表に出て、イベントをして、舞台挨拶をして、アーティスト活動をして写真集も出す時代です。
アーティスト活動をしてなくてもバンドやアイドルがテーマのアニメの声優はキャラの代わりにライブで歌ったり踊ったりします!
ワンピースのアニメでルフィの声を演じてる田中真弓さんは
「自分の時代は演技だけが評価されたけどいまの声優は顔が良くないとなれない」
と言っていました。
「かさね」は演技の才能があったにも関わらず醜い顔のせいでずっと評価されませんでした。
いまの声優業界とこの「累」という作品をどこか重なるところがあるのかもしれません。
じゃあ!また!明日お会いしましょう!
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P.S
自分はまだ見てませんがこの「累(かさね)」という漫画は実写映画化されてます。
Netflixで見られるので近いうちに見てみたいと思います。