劇場版 ラジエーションハウスのあらすじの続きです。


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激動の1日を終えた甘春総合病院の放射線科の放射線技師たちは各々のデスクで休息をとる。


その頃、甘春杏が向かった父の診療所がある島では一大事の序章が始まっていた。


甘春総合病院が忙しかった日に

杏は父のカルテを見て父が最後まで心配していた渡辺ひさこさんという島民を探していた。

島民に聞いても「そんな人はこの島にはいないですよ」と言われるが、もう少し島に残ることにして、母親を見送るために帰るためにフェリー乗り場でフェリーを待っていた。


その時、胸を押さえ苦しみ、倒れる島民が!


杏はすぐさま、駆け寄り状態を確認する。

名前を確認するとその人が探していた渡辺ひさこさんだった。

すぐに診療所に運び検査をするも特に異常は見られず、痛みも治ったことから自宅に帰すことにする。


その際、杏は自宅に招かれて病状の心配もあることから一緒にひさこさんの自宅に行く。

自宅で手料理を振る舞われ、杏の父親の話を聞く。

杏の父は、診療所で患者を見つつも時間が空いたら釣りに行き、釣った魚を食べて、悠々自適に余生を過ごしてとても幸せそうだったという。

そんな父親の島での話に安心して診療所に戻る。

島には大型の台風が接近していることもあり杏は1人診療所にいた。


甘春総合病院では杏が島に行くときにフェリー乗り場までバイクで送って行った内科医の辻村先生が放射線技師たちの元にきて

「甘春、大丈夫かな?」

と台風のニュースを見ながら言う。


疑問に思った放射線技師たちに杏の父親が危篤だったため杏が父親のいる島に行ったこと、杏の父親で甘春総合病院を創った初代医院長が亡くなったことを伝える。


落ち込む技師長を始めとする放射線技師たち。


そんな中、天才放射線技師の五十嵐唯織は台風の中1人でいる杏を心配して電話をかける。

その時はまだ何もなかったため大丈夫だと言われるが

何かあったらすぐに連絡をしてください!

という唯織。


すると夕方まで一緒にいたひさこさんが運ばれてくる!

診療所でレントゲンを使おうとするも旧型のレントゲンしかなくうまく撮影ができないでいた。

杏は急いで甘春総合病院にいる唯織に連絡をとり、ラジエーションハウスの放射線技師たちに旧型でのレントゲン撮影のコツを教わる。

さらに唯織は

「かかとのレントゲンを撮ってください」

と言う。

アキレス腱を見ることで遺伝性の病気かどうかわかるという。

結果、ひさこさんの祖父や父の死因から考えても遺伝的に高血圧、高脂血症になりやすい家系でこれからも定期的に治療が必要な病気だと分かった。


そして、深夜になり島に台風が直撃する!

土砂崩れが起き、怪我をした人が診療所に運ばれてくる。

幸いなことに重傷者はいなかったため杏は11人処置をする。

朝になり、無事に死者を1人も出さずに乗り切れた診療所。


しかしこの日未曾有の感染症が島を襲うことになる!

唯織にとって大切なのは杏か?病院か?



見に行ってから時間が経ってしまったので時系列が若干曖昧ですが本筋自体は合ってると思います。

次回に続きます。


あらすじを1つの記事で書いてる人が多いですがストーリーの大切なところをピンポイントで拾ってるんだと思います。

それも考えたんですが「劇場版 ラジエーションハウス」はすべてが良かったので細かく書くことにしました。