橋下市長が政治家になってからずっと目指していた大阪都構想(というより二重行政の解消)
が住民投票によって否決された。
橋下市長は任期満了で政治家引退ということで、今後、大阪府による大阪市の吸収という案は
二度と出てこないだろう。
私は大阪市民ではないが、今回、大阪市市民の税金が無駄に使われているのであれば、
それを修正しようという話なのに、多くの既得権益者による妨害によって前に進まなかったこと。
これは大阪に限らず日本の政治もそうだが、適当に当選した政治家の思うがままにされている
原因はやはり、市民にあると思う。
今回の住民投票では66%を超えた投票率と言っていたが、政治に関心のない34%の市民が
もっと目を向けていたら違う形になっていたはず。
これが国政選挙でも同じことで、原発再稼働、消費税10%へ、そして将来戦争へ突き進むで
あろう法律が成立してしまうのも既得権益を守る人たちが多く投票している結果だと思う。
安部首相はこれまで数多くのウソを平気に述べている。
・(当時の野田首相と約束した)議員削減やりましょう
・全電源喪失、崩壊はあり得ない
・オリンピック招致における「福島第1原発の汚染水についての状況はコントロール下にある」
・そして、今回の安全保障関連法案もウソとしか思えない。
どうせ自分の1票なんて国は変わらないと思っている人、
そろそろ目を覚まさないと赤紙が来て戦争に出されますよ。
年金なんか1円たりとも払われませんよ。
もっと、投票という最低限の自分の意思を示して、投票率を限りなく100%に近づくようになって
欲しいと思った今回の住民投票だった。