おねーちゃんのブログ

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アバウトなタイトルですみません。
日本とかなり病院や医療のシステムが違うので書いておきたいと思います。あくまでも私個人が見たもので、事実とは異なる部分があるかもしれませんがご容赦を。

基本的にドクターは一般医(家庭医)と専門医がいます。専門医に行くときは、普通は家庭医から紹介を受けていきます。幸い、ウィーンには日本人の一般医であるY先生がいらして、この方がいつも的確な判断と助言、サポートをしてくださるのでとても助かっています。
一般医はどれだけ頼りになる専門医のネットワークを持っているか、も大事で、専門医はどれだけ一般医から信頼されて患者を回してもらえるか、は大事な要素になるようです。検査の必要があれば医師の検査指示書を持って自分で検査機関に予約を入れて出かけます。検査結果は血液や尿検査以外はたいていその場で、検査医の所見が書かれたお手紙と一緒に受け取れます。検査指示書を出したドクターに検査結果が自動的に転送される場合もあります。

患者は自分の検査結果を受け取る権利があります。入院していろんな検査を受けたときもすべての検査結果を要求すれば受け取ることができます。多少の時間と労力を要しますが。なので、病院を変わるごとに検査をやり直す必要はありません。合理的です。

また、医薬分離が徹底していて、服用する薬だけでなく、注射についても個人病院であれば、医師の処方箋を持って患者が薬局(アポテケ)に行って購入し、それを医師のところに持っていくと医師が注射してくれます。

オーストリアは健康保険が整備されていて、いわゆる国民健康保険にあたる健康保険に入っている人はEカードというカードを持っていて、これをもっていけば、無料で診察・治療を受けられます。無料という部分を除けば日本と同様のシステムです。ただ、情報は電子化されているので、一人の患者が異なる病院で重複して検査を受けるようなことを避けることができますし、薬の記録も電子化されています。非常に良くできた制度と思いますが、この国は税金、健康保険、年金として収入の半分を納める高福祉国家であることを忘れてはいけないと思います。

私のような外国人で国際機関に勤務する人間は、勤務先が契約している民間の健康保険に入るのが一般的です。これをPrivat(プリバット)の保険と言います。保険会社が何割負担して、自己負担が何割かは、勤務先と保険会社の契約で決まりますが、私の場合は、個人負担は公立の病院で大部屋だとゼロ、二人部屋だと1割、個室だと3割、入院費以外の治療費、検査費、執刀医への謝礼、薬代などの個人負担は2割です。日本より恵まれているように見えますが、もともとの医療費はものすごく高いので、1割や2割の個人負担は入院ともなると結構重たい負担です。

AKHは公立の病院ですが、Privatの保険の人は大部屋に入れてくれません。入院時に2人部屋か個室を選択できますが、当然2人部屋を選択しました。入院費は、1日1,334ユーロ、およそ14-15万円です。これには、200ユーロの外国人追加料金も含まれます。また、1日当たりであって、一泊2日料金ではありません。一泊すれば×2となります。

1年前に私立の病院に4日間入院しましたが、そこでは入院費が1日当たり8万円ぐらいでした。公立の方が私立より高いなんて、と驚きでしたが、AKHはもともと高度医療機関なので、他の公立病院と比べても高いのかもしれません。

日本のように入院のための準備、買って用意するものはほとんどありません。寝間着もタオルも病院のを使えます。病棟のナースステーション前にはコーヒーやお茶が飲めるように用意されています。

食事が問題。去年入院した私立の病院ではホテルスタッフと呼ばれる人たちがいて、食事もメニューから選べましたし、15時にはおやつもありました。さすがにAKHは、普通食かベジタリアンか、あとはアレルギー対応食等しか選択肢はなく、口に合うかどうかは日本人にとっては当たり外れが大きいように思いました。ただ、非常に感心したのは、食事お皿なり、スープボウルがごつい保温容器に入っていて、温かいものは温かい状態で提供されることでした。こうでもしないとこの巨大な病院ではキッチンから配膳される間に冷め切ってしまうのでしょうね。ただ、パスタの時は、すっかりのびてしまってます。

朝ごはんは7時半ごろ、昼食は12時半(時々13時半を過ぎることも)、夕食は17時半が大体の目安。