銀杏の木にまだ葉があり

年の瀬を感じない、

わがまま三女です。





お客様周りの仕事が終わり、

社用車の点検や事務仕事のお手伝いを、

そんな12月終わりの週。



出勤時間が1時間遅くなり、

出発の事前準備も要らなくなったので

実質2時間ほど遅くなる出勤。



そして運行がなくなったので

たっぷりの休憩時間もなくなり

お帰りが安定の16時。😦



また陽が落ちるのは早い

真っ暗になる前に帰れたある日。

久しぶりにあの道で帰ろうかな。






家にいて考えてしまうのが嫌で

無心になりたくて

夜な夜な歩き続けた緑道。




私を裏切ったあいつを恨み

楽しい思いをしたあの女を憎み、

桜が満開の季節に泣きながら

真っ黒な心で歩き続けたこの道。





それから一年と経っていないのに

会社員になりさらに足を痛め、

私の世界はガラッと変わってしまった。



電動自転車を軽々漕ぎ、

分岐点で立ち止まる。



左に曲がれば最短コースで我が家。

まっすぐいけば

あの時のウォーキングコース

あの2人の会社の前を通ることになる。



別れたばかりのあの時の私は、

ばったり会いたくない

ばったり見たくない、

そう思って左にまがり帰路に着いたが

本日はなぜか、




幸せな私の笑顔を 

あの男にみられたくないな、

そう思って悩むことなく左に曲がった。



この気持ちの違いはなんだろう。

あんなに胸苦しく歩いたこの道を

なぜ今笑顔で空を見上げ

次々通る飛行機に手を振り

チャリを漕いでいるのだろう。




自営から会社員になり

付き合う人もエリアもガラッと変わり、

考えることも思い出すこともへり

私の心はだいぶ軽くなったと

気づく。




そして聞く曲も変わった。

2022年終わりはこの歌がお気に入り。


何にも負けない

2番の歌詞にハマった。





そして今2023年終わりは、






とあるユーチューバーさんが使っていた

この爽やかな感じかお気に入り。

空を飛んでいるような気持ちになる。



まだまだ私は変われる、

あの男の知らない私になりたい。