退院まで残り6日になりました。
入院して退院の日まで入れて34年10ヶ月と11日、
経ちます。幼少期、思春期、青春のすべてが病院でした。
嫌な事も悲しいことも楽しいことも恋愛もすべてが
ここでした。退院する時はこの世を去る日だと
思っていました。まさか45才にして生きて退院する日が
来るなんて想像すらしてませんでした。
 コロナのおかげなのかなんなのか、新たな大きな挑戦を
出来る自分が幸せです。ここまで生きて来れたのは病院に
居たおかげなのは確かだし後悔は何もない。
心から西別府病院には感謝しかない。でももうここは
ボクの居場所ではない。新たな自分を見つける長い旅に出る。
もう振り返ることはない。その先がイバラの道で細く険しい
山道だとしても登り切ってみせる。誰にも恥じることのない
誇り高き人生を全うするのみ。
 これからも多くの方々の手を借り力を借り、地域で輝いて
行きます。携わる全ての方々にお礼を言いたい。そして
これからよろしくお願いしますと言いたい。
 退院の日、色んな事を思い出し泣くだろうなぁ。
ほんとに色々あったなぁ。天国の仲間が見守っていてくれる。
そう思うとなんにでも頑張れる。自立生活存分に楽しむぞ!!

僕にはとてもお世話になった恩師がいます。

僕がコンサートの実行委員長をしていて挫けそうになった時、
事務局長として支えてくれました。コンサートが終わって
からも仲良くさせてもらい、親友というと失礼かも
しれませんが、いつも前向きで話していると勇気が出たし、
ほっとする事が出来ました。自宅にも行き手料理を振る
舞ってくれました。奥さんが彼女の小学校の頃の担任でもあり、
彼女は2人の馴れ初めを知っていて、そんな偶然も重なり
彼女と共に可愛がってもらいました。
 いつも側に居るのが当たり前でなくてはならない人でした。
そんな先生が2016年突然倒れそのままこの世を去りました。
まったく知らず僕の親がたまたま見た地元紙のお悔やみ欄に
名前があり、それで確認しなんとか葬儀に参列できました。
何が起きているのか理解出来ず、夢ではないかと思って
いましたが葬儀場に着き夢では無いことを実感しました。
弔辞を読ませて頂いて言葉をかけるのが精一杯でした。
 その一年後コンサートのメンバーを集め、お酒が好きだった
先生だから飲み会という形で偲ぶ会を開催しました。
なにを恩返しは出来なかったけれど、思い出を語ることで
少しでも先生へのお返しになればと思いました。
 あれから5年が経ちました。奥さんとは連絡をずっと
取っていたのですが、なんと家族でカフェをオープンされる
という事。生前、先生の自宅に遊びに行った時に、家族で
お店を出すのが夢だと本当に幸せそうな顔で夢を語って
いました。その夢を家族で叶えようとしています。
いよいよ8月24日(火)11:30に大分市中央町に
オープンすることが決まりました。その日に駆けつけて
お祝いの言葉を言いたいのですが今はまだコロナもあり
行けないことが本当に申し訳ないです。
そこで皆さんにぜひお店に食べに行ってもらいたいんです。
全力で応援させてもらおうと思います。先生の
残してくれた夢、希望の店ですから。
皆さんぜひご来店下さい。よろしくお願いします。

 

 おはようございます(^O^)今朝の大分合同新聞に
掲載されました。退院まで2ヶ月あまりとなって
きたので新聞掲載でさらに現実になってきた感じです。
これで退院出来なかったら自立詐欺で逮捕ですね(^O^)
多くの応援してくれる方々のためにも無事に退院して
充実した自立生活を送らないといけないですね。
引き続き応援よろしくお願いします。

 大分合同新聞のデジタル版にも掲載されています。
これは合同新聞を購読していれば無料会員登録で
見ることが出来ます。


https://viewer.oita-press.co.jp/.../P000004678/2021/06/11

 

 今日は二十歳の頃に出版したファースト詩集の中から

この詩をお届けします。これはまだ僕が10代の頃に書いた物です。

でも読み返してみると今の僕の気持ちにはまりました。

皆さんにも読んでもらいたくて投稿します。

 

 

 『顔をあげて』

こんなに美しく 咲く花たちも
やがて輝きを失っていく
でもそれは
美しくありつづけるための
姿でしかない

いつかは輝きを
失うとわかっていても
美しく咲く その一瞬のために
美しくあり続ける

だから何をしょげているの
今がどんなに 不幸せだとしても
それは輝ける明日への

ステップにすぎない
平凡な毎日に
一瞬でも輝ける時があれば
人は輝いていられる

だから何も言わないで
言葉はときに 人を傷つけるから
何も考えないで
全身ですべてのものを受け止め
雑草のつける小さく弱い花に
生きる強さを知って

平凡な毎日にさよならして
輝ける明日に巡り会えたら
自分色の花が咲くよ

今が不幸せでもいい
明日が美しく輝けるように
うつむかないで
顔をあげて歩こうよ

永遠に輝けるように・・・

 大分県も100人に迫る93人の感染者。

一年経てばだいぶ収まってるだろうと

みんな頑張ってきたけど、そんなに頑張りも

続けられない。いい加減に収まってくれいと

耐えられない。病院もコロナ前の面会自由には

戻れない。患者も諦めムードでこのままの生活が

一生続くと思っている。僕も自立を決意してなければ

このまま諦めモードに入っていただろう。

感染はたしかに怖いけど、人生を諦め事のほうが

何よりも恐ろしい。僕はピンチを何度も経験した。

でも何度もそのピンチを乗り越え、今がある。

ピンチはチャンスだと今回はほんとにそう思う。

コロナがなければ病院で一生を終えていた。

今だから在宅移行は僕の使命だと思う。

僕が病院を退院することで勇気や刺激を

受ける人は必ずいる。そう信じている。

無謀な挑戦ではない。必然だ。

在宅生活を始めるための布石だったんだ。

このコロナは。感染対策を徹底的にして

8月に退院するぞ!!コロナになんか負けない。

自立生活の夢はもう目標だ。いや現実になってきた。

あとは進むのみ!!

 

 コロナ前は本気で退院なんて考えてもなかった。

退院するときはこの世を旅立った時だと思ってた。

諦めというかそれが当たり前で誰もが疑わなかった。

それでよしとさえ思ってた。世間的には重度障害者は

人様に迷惑をかけてはいけない、自立生活などわがままだと

言う人もまだまだ多く居る。うちの親も昔人間で他人を頼ることは

ただの迷惑で病院にいることが当たり前だと今でも思っている。

たしかに重度障害者は1人では生きていくことはできない。

色々な制度を使い多くの方々の支えが必要だ。

でもだから病院で人生を終えればいいというのは間違ってる。

僕の見解だが重度障害者が社会に出て地域で自立生活をしてこそ、

僕は重度障害者の生きる意味だとようやく気づいた。

僕は人に頼りすぎなところがある。今回も退院するにあたり、

多くの方々の力を借りている。たしかに自立生活をするのに

人に頼っていては生きていけないぞ、甘えすぎだと言われるかも

しれない。でも自立生活を決意して親にも頭がおかしくなったと

わがままだ、親不孝者だと泣かれ、コロナ禍の中で病院を出ることに

よく思っていない人も居る。ここまで来るのには強い精神力がいる。

自立生活を始めればさらに強くいなければいけない。

重度障害者は我慢をしもがき苦しみながら生活をしなければ

いけないというのなら病院生活と何が違うのだろう。

しっかりと感謝の気持ちを持ち続け、応援してくれる方々に

輝いている姿を見せて、安心させていきたいと思う。

もちろん無茶な生活をしライフバディや訪問看護などの

方々に迷惑をかけることはいけない。無理せず自分らしく

生きることが大切だ。何があっても自己責任だ。

しっかりと肝に据えて自立生活を始める。

僕はこれからも自分で乗り越えなければいけないことは

誰にも頼らずに頑張っていくでも頼れるときは甘えていこうと

思っている。力まず自分らしさを見失わず地域で生きていきたい。

これからも応援お願いします。

 考えてみたら刺身とかの生ものも食べてないなぁ(>_<)

お正月はブリの刺身と日本酒が毎年の楽しみだった。

退院する時期は夏だけどサーモンやらマグロやら食べまくろうと思う(^O^)

食べる事と飲むことしか考えてないやないか!!

まあ生きていくのに食べる事は大切ですから。

あと焼肉とかお好み焼きを目の前で焼きながらビール飲みながら、

うーん最高だろうなぁ(^O^)考えただけで楽しみで仕方ない。

早く退院したいなぁ(^O^)

写真は19年のお正月のものです。おちょこにストロー立たないので

おちょうしに直でストローさして飲んでます。

酔いますよ~、酔いたくりたい人はぜひどうぞ(^O^)

 

去年2月からの面会禁止から大好きなビールをまったく飲めてない(>_<)

ビールのCMや居酒屋巡りや町中華の番組でビールを飲む芸能人が

羨ましくて仕方ない(>_<)美味しそうに飲みやがってと妙な逆恨み?の感情を

抱きつつ見てる。おおやけでは言えない年齢からビールを飲んできて、

一年以上も飲まないなんて考えられない。適度のアルコールは身体に良いから、

そのおかげで45才まで生きて来たと勝手に思ってる。

 当たり前に出来ていた事が出来なくなるという事の重大さをビールだけじゃなく

色んな事をコロナになって気づかされた。

前のような日々がいつ戻ってくるか分からない。

いつまで生きるかも誰にも分からない。

だったら少しでも可能性があるなら新しい人生にチャレンジしなきゃ

後悔しか残らない。自立の夢を叶え退院したその日に歓喜の祝杯をあげよう。

それまでは禁酒生活を続け肝臓を休ませ整えておこう。

きっと1口目は至福の瞬間だろう。今から喉が鳴る。楽しみで仕方ない。

これはある意味、神様からのプレゼントだ。

そのご褒美にありつくために何が何でも退院するぞ!!

でビールの横にはラーメンと餃子、うーん想像しただけでヨダレが出る。

待ってろよ、アサヒスーパードライ、飲み干してやるからな、覚悟しとけよ!!

カーネル・サンダースがGW楽しんでます(^O^)
見てこの笑顔!!僕らは楽しめないのでカーネルさんだけは
楽しんでもらいましょう(^O^)