現在価値4 | 保険営業を応援する知識労働者日記

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P.ドラッカーによれば、ポスト資本主義社会つまりネクストソサエティは知識社会である。そこで活躍するのが知識労働者(専門知識をもったテクノロジスト)である。われわれは既にそんな社会に突入しているのだろうか。

 前々回からの宝くじの例で、もし1年後に当選金を受け取る場合の金額が100万円以上だとしたら、あなたの選択は変わってくるでしょう。つまりみずほ銀行が当選金100万円に預金利息を加えて1年後に支払いを約束してくれると仮定します。果たしてあなたは、1年後の当選金がいくらだったら選択を迷い始めることでしょうか。

 実際に迷う金額というのは人により様々でしょう。また、宝くじを主催するみずほ銀行の経営は大丈夫なのか、他の銀行の預金金利はいくらなのかによっても、その金額は違ってくることでしょう。

 いずれにせよ、あなたが迷うということは1年後のその金額(将来価値)と現在の100万円(現在価値)が同じ価値(将来価値=現在価値)だということを意味します。仮に1年後にもらえる金額が110万円で迷うならば、あなたにとって1年後の110万円と今の100万円は同じ価値だということになるのです。このとき、1年後における110万円の「現在価値」は、100万円ということです。

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