再保険の重要性その1保険会社としては、多額の保険金を支払う能力がない場合に保険契約を結ぶことは出来ません。実際には、自社の引受能力を超えた保険契約をすることはないのです。しかしながら大きな災害などが起きた場合に、一度に何人にも死亡保険金を支払う必要がでてきます。自社の支払能力の限界を超えてしまった場合、保険会社は会社経営を続けることができなくなってしまいます。もちろん、保険金を支払うことができないことから、社会的な信用を失い、結果として企業評価と業績も下降線をたどることになります。