一時期よく考えていたことに、
「自分がこの仕事を選んだのは何故だ?」というものが
ありました。

いや、もちろん、人にものを教えるのが好きだというのも
あるし、いろんな人と接して、自分を少しでも磨きたいと
いうのもあるし。
頭を使う仕事をしたいというのもあるし。
(でも教師って体力勝負だと思う…。最近ちょっと疲れ気味 苦笑)
と、いろいろあるのかなぁ、と思っていたんだけれど、
やっぱり原点は揺るがないなぁ、と思う出来事がこの前
あったので、書き記しておきたいなぁ、と思います。

それは、塾での授業の後のこと。
期末考査も近いので、テストに向けてのお話と、演習を
メインに進めていたのですが、その授業後、ある女の子に
質問を受けました。
途中から入ってきたその子は、とにかく古文が苦手で、
「どこからどう手をつけていいかわからん」と。

そう訴えられたら、何とかしないわけにはいかないと
できうる限り話をしました。
なかなか苦戦しながら、ちょっとずつ要領を得た感じに
なったので、ちょっと突っ込んだ話をしてみると、彼女の
中にストンと落ち込むところがあったようで。

その後のその子の笑顔と「ありがとう!」の一言が
まだ心の中に残っています。

感謝されたいから動いているわけではないんだけれど、
やっぱり「先生、できるようになったで!」とか
「意外と国語(学校では社会)って面白いなぁ」とか、
そういう言葉って、ぼくの中の原動力になっているのかなぁ。

言葉の重みを、最近感じています。
(これは自分にも言い聞かせている部分があるんだけれど)

何の因果かわからないけれど、もうちょっとこの仕事を
続けてみると、また違う光景が見えるようになるのかなぁ?
と信じて、がんばってみます。