仮に、世論が安楽死制度に賛成になったとしても、実現には様々な課題があるのでしょう。
どこで安楽死させるのか、許認可はどうするのか、等です。
そういう具体的なビジョンが描けないので、議論の土台にもあがりにくいのでしょう。

結局、具体的にイメージできるは、末期患者のチューブを外して麻酔投与で楽に逝かせる、という尊厳死のレベルです。

末期患者からすれば、これでも嬉しいかもしれないけど、私みたいな難病患者は、死期が近い末期ではありません。
生き地獄が何十年も続くのです。

もしかすると、チューブにつながれ朦朧とした意識で入院している末期患者より、意識レベルが高いので苦痛が大きい場合もあります。

なのに死なせてくれないのです。


確かに、日本で積極的安楽死制度の実現が難しいのは分かるけど、
せめて、自殺幇助罪を緩和してほしいと思います。
(これもどこまで緩和するか難しいのでしょうが…)

例えば、スイスで安楽死を幇助してくれる団体『ディグニダス』等に申請して、現地で通訳とかもしてくれるような支援が自殺幇助罪に問われないようにしてほしいです。

私は病身にムチ打って、頑張ってディグニダスに問い合わせたことがありますが、英語の壁が高すぎました。
体調的に日本語でもしんどいですから…。
申請の手続きも複雑ですしね。

誰かに頼めればいいのになぁ。