’足は人間工学上、最大の傑作であり、
そしてまた最大の芸術作品である’
これはレオナルドダビンチが残した言葉です。
レオナルドダビンチは芸術家でもあり沢山の人体解剖図を描いています。
私は足の機能を勉強した時に
この言葉も同時に教えてもらいました。
その時は、
脳みそから激震するくらい感動した
のを覚えています。
足がどうして最高傑作なの?
と思われるでしょう。
ヒトの全身はおよそ206個の骨で構成されていて、
片足だけで28個の骨(2個の種子骨含む)
が使われています。
全身の骨の約4分の1が小さな両足に集約しているって
単純にすごくないですか??
20数センチとか、どんなに大きくても30数センチの
足の長さしかないのに、どんだけ~!って思いました
骨と関節、じん帯や筋肉・腱が複雑に組み合わさり
アーチという立体構造をつくり出しています
アーチ機能のおかげで足はこのような役割を果たします
①クッション機能
地面に足がついて荷重がのった時に、地面からの衝撃を吸収して、
足や足関節、膝や腰などへの負担を軽くするクッションの役割があります
②ポンプ機能
血液は足までいくことは簡単にできますが、
足からかえって来ることは簡単ではないのはよく知られた話ですね。
歩いたり足首を動かしたり、筋肉を動かすことでポンプ機能の役割をして
上へ押し上げます
③支持機能
アーチを作りかかと・母趾球・小趾球の3点で支えることで
安定し、バランスを保つことが出来ます
カメラの三脚なども3点で支えるからしっかりバランスが取れますよね📷
アーチが崩れることにより
足が疲れやすい
むくみ・冷え
外反母趾・内反小趾
たこ・ウオノメ
巻き爪
ひいては、膝痛・腰痛・肩こりなど全身に及びます
レオナルドダビンチが褒めたたえた気持ち、
分かってきましたか??
なんだかよく分からない?
・・・
もう少し分かりやすい具体的なお話はまた今度ということで・・・
アーチの話は靴屋さんなどでも聞くことがあるかもしれないので
覚えておくと役に立つと思います
(そして私もちょいちょい話題にします)