2016年初のQ&A。
今年もきちんと続けていきます。
某ポータルサイトにて挙がっていた質問ですが・・・。
髪質改善って・・・・何?
というのがテーマ。
個人的な回答ですと、髪質改善は共同作業だと思います。
質問者さんは「美容師さんに聞いたのですが、作業のダメージを軽減させるものであるとか、髪に異物を入れて蓋をしているだけだとか・・・」
と書いてありました。
確かに、傷んでしまったものは復活はしないでしょうね。
髪には自己修復の機能が無いためです。
ただ、その回答をした美容師さんは新商品を常にチェックして勉強していないと思います。
お肌であればターンオーバーというものがあるのでどんどん新しい肌が生まれてきます。
髪であれば根元は健康な物が生えてきますが、毛先はそのままです。
異物・・・と言われてしまえばそれまでかもですが、昔と違います。
以前は髪の主成分であるものを入れてシリコン等でふたをする・・・というのが主流でした。
ですがそれはもう何年も前の話し。
今ではヒトの持っている構造に近い成分を使用するメーカーさんもいます。
ヘアサロンなどで「修復」とは謳っていても、メーカーは言えない言葉でもあります。
それでもその修復という言葉を使用している大手メーカーさんもいます。
ダメージ要因やダメージ度数によって効果や持続は様々。
サロンでは集中的にケアはできても、持続させるにはホームケアも必須となります。
それには担当美容師とのうまいコミュニケーションが大切。
家では何もしたくない。
カラー等は頻繁に明るくしたり暗くしたりしたい。
パーマもしょっちゅう。
サロンは行きつけがないもしくは担当が毎回違う。
薬剤に拘っているお店ではなく流行や値段重視。
などをしているのでは、僕から見れば「本当に直したいのですか?」状態です。
スキンケアやハンドクリームなどで「セラミド入り」などの文句をみたことはありませんか?
セラミドとは「細胞間脂質」といいます。
細胞同士をくっつける役割があるのですが、これは髪の毛も例外ではありません。
キューティクルを整えたりくっつけ直したりという効果もあります。
内部補修であっても様々な成分が開発されています。
きちんと効果が欲しいのであれば、しかるべくな「技術や製品」を使って改善させていくべきでしょう。
髪質改善というのは、サロンだけで行えるものではありません・・・。
僕個人としてはイオネンGなる成分が好きなのでよく使用していますが、これもまた単体で大丈夫な時もあれば複合で使用する場合など常に髪に合わせて色々な組み合わせがあります。
キャッチコピーだけに踊らされることなく、きちんとサロンの本質や考えなどをみてから行くのも一つの髪質改善への近道なのかもしれませんね(^_^;)
それでは、次回の更新をお楽しみに。
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asso北原