何かと激しい季節となりました今日この頃(気温諸々)
外は風が吹き荒れてて竜巻きとか大丈夫かと不安になったりならなかったり
そんな中みなさま如何お過ごしでしょうか
さてさてアルファロメオ、フィアットの整備に長く携わっていると
実に色々な不具合に出会います
特に季節の変わり目
何かの拍子にチェックランプがたくさん同時に点灯したり
慣れて(慣れたくはない)いないとホント焦りますよね
でもそれが何で?
っていうのを調べるのはメカニックのお仕事
これ口で言うのは簡単ですけど幾つもの原因が考えられる中
完全に特定するのは至難の業です
お客様に事前に頂いた問診内容と確認できる症状とテスター点検での結果を分析して
(過去の経験値が物を言います)
各箇所を点検整備していきます
例えばね(画像は156)
とか
このケースは見ればすぐわかりますけど(;´Д`)
焼損コワイ(*´Д`)
目だった不具合が確認できない場合は点検対象箇所もどんどん増えていきます
(画像は159)
画像はあくまで一部です
他点検も系統ごとに広範囲に及びます
いつも思うのですがアルファロメオはボディーにさび止めの亜鉛メッキ、その上に塗装、
ボディーアースってそのまた上(´・ω・`)についてるだけなんですがこれで効果が充分に得られるのかな?
そういうところ(接点あちこち)も磨いて仕上げていきます
あとねブレーキスイッチ
実にチープな作りでこれ原因の不具合は多い(/ω\)
ひととおり作業してしっかりテストドライブしてエラーが再発しないか
テスターで確認します
やれることをしっかり施工してお客様にお返しする訳ですが
現代の自動車ってパーツ構成も3万点以上って言われてますし
その間を電気が流れて複数のコンピューターで管理されてる訳でどこかで電流が滞ったり
コンピューター同士の通信が一瞬でもうまくいかなかったりするとエラーが
でたり実に繊細で複雑です
診断して整備した箇所以外でも複合要因で何かが進行中で(預かり中は完全に正常に機能していたり)
後からそれが出るという可能性もあります
だからといって重大な損失が出る前に何とかするのが私たちのお仕事です
施工した作業に自信はありますが、お客様には要経過観察ということはお伝えしています
変化が生じればすぐに対処できますが、その際前回施工データがとても重要だったりします
いろいろと述べちゃいましたが
自動車の整備はですね
人間のお医者様に近い、と思いますね
事前の問診もとっても大事なのでお預けいただく際には主な症状の他に異音、異常振動の有無や症状が起こる頻度など教えていただけると診断の助けになります
何かご心配のことなどご相談お待ちしております(´ω`*)