「師範への道」 vol.4
おはようございます、希水OFFICE秘書です。
書道ビギナーが頑張る様をお届けして、ゆくゆくは情熱大陸あたりが取材(に来たら良いなあと夢想)
するお習字企画、「師範への道」。第四回をお届け致します。
まずはルールと前回までのおさらいから。
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□ルール□
・練習は月二回、1.5時間の教室中のみ
・九成宮醴泉銘を上から二文字ずつ書く
・たまに個人的に筆を取るのはアリ
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前回まで「宮醴」を書いていたんですが、「宮」が事の外難しくて、宮ループから抜け出せなかったり、
更には「醴」の字が別の意味でまた難しくて、涙が頬を伝ったり伝わらなかったり。
そんなときに示された一筋の光、籠字(かごじ)。
お手本を鉛筆で縁取りしてなぞるとあら不思議、こんな素敵な字が。
でもこれをやっている最中、希水先生から「なんでこんなはみ出してるの?」とご指摘が。
ルールを良くわかっていなかった希水秘書。どうやらはみ出してはいけないんですね。
筆致を正確に追いかけることで、線の太さや強弱、技法を学ぶわけです。
雑然とやっていた自分を猛省しました。そう思うと実に繊細で注意力のいる行為なんだな、と。
籠字をすることによって希水先生の意識するポイントがわかりかけて来ただけに、
意図する線が引けなかったりバランスが保てないことが悔しい。
そこで、そんな頭でっかちの悩める希水秘書のために、次回より新企画スタート予定です。
次回、急展開を迎える「師範への道」。括目して待て!!