初めまして。アシストオールのYです。

今日は好きな諺「聞くのは一時の恥、聞かぬは一生の恥」に関して

共有したいと思っています。

この諺は知らないことを人に聞くのは、そのときは恥ずかしいと

思っても、聞かなければ一生知らないまま過ごすことになるので、

そのほうがもっと恥ずかしいから、素直に聞いて学ぶべきだという教えです。

また中国語、韓国語、さらに英語にも似たような諺があるのをご存知でしょうか。


中国語  不耻下

韓国語 불문하치 

英語  Asking makes one appear foolish,

but not asking makes one foolish indeed

全く文化の違うアジアと欧米で似たような諺があるということは、

それだけに真理があるということでしょう。 しかし、聞くというのは

勇気が要りますよね。


「聞かなくても、そんなことはなんとかなる」

「先日、教えてもらったばかりなのに、聞くなんて恥ずかしい」

ちょっと待ってください。こんな考え方で、あなたはもっと大きい恥をかきます。


日本に来たときの恥ずかしいエピソードを一つ話させて頂きます。

来日の二日目、私はついに念願の寿司を食べに行きました。さっそく片言の

日本語で注文して食べようとしたら、大事な山葵が見当たりません。

正体不明の緑色の缶に入っているのが山葵?

半信半疑しながらも、聞くのが恥ずかしくて、そのまま醤油に入れて食べました。

寮に戻った後、先輩たちに自慢げに話しました。

「日本語が話せなくても、一人で寿司を食べに行きましたよ。

ちょっと日本の粉山葵の味が・・・」

「君、もしかしたら缶に入っているお茶を山葵と勘違いしてないだろう・・・」

その時、あまりにも恥ずかしくて、穴があったら入りたかったです。

卒業するまで私は、その店に、二度と行かなかったです。



四年経った今でも、その「山葵事件」を思い出すと、恥ずかしくたまりません。

旦那にも爆笑されて、からかわれています。一生からかわれるかも知りません。

下手な日本語でも「これはなんですか?山葵をください」と聞いたら、

人生初の寿司もおいしく食べられたし、旦那にもきっと

からかわれなかったですよね。

職場でも同じだと思います。新人であっても、仕事になれてきた方であっても

分からないことは素直な気持ちでストレートに疑問を口に出して

どんどん聞きましょう。そこからコミュニケーションが取れて、新しい知識を

得ることができます。