動物病院専任カウンセラーの宮下ひろこです。
本日は、私の愛猫の想い出話におつきあいください。
以前一緒に暮らしていた、長毛猫。
種類はチンチラシルバーです。
知りあいの方から譲り受けた猫で、
大学時代も一緒に過ごした仲です。

性格は、おだやかで・・・
と言いたいのですが、
実際は正反対でした(笑)
抱っこ嫌いで、
すぐに「シャーッ」といいますし、
猫パンチが飛んでくる女の子。
尿石症に腎不全・・・と、
治療が必要な病気にもなりましたが、
とてもこわがりさんだったので、
病院に連れていくと、
耳を伏せて不満顔。
獣医としても
なかなか扱いづらい猫でした(笑)
検査のための通院に
苦労したことを今も思い出します。
14歳まで一緒に過ごした思い出は、
わたしにとって宝物ですが、
お別れした当時は大きな存在をなくして
気がつくとよくボーっとしていました。
仕事から帰ると、
外で無理をしていたのか、
とても大きな疲労感に襲われ、
ぐったりしてしまう。
今振り返れば、
いわゆる「ペットロス」の状態でした。
当時すでに
ペットロスについて学んではいたので、
自分に起こっている変化は、
ごくごく当たり前の
心や体の反応だと理解はできるのですが、
失った心の穴を埋めるのは、
正直簡単ではありませんでした。

でも不思議なもので、
時間と共に、
少しずつ心癒されていくものですね。
常にそばに愛猫がいて
見守っていてくれたような気がしています。
いま、ご縁があって
飼い主様の大事にされていた動物の話を
きかせていただく仕事をしておりますが、
そのような機会も、
じつは動物たちが
つなげてくれているのではないか・・・
と思うことがあります。
どこかで、
お互いのペットたちが、
一緒に向こう側からみてくれている・・・
そんなふうに考えると
感謝しかありません。
ペットロスに関するご相談も
お受けしていますので、
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