ボンジョールノ音譜

 

 

 

昨日は復活祭でした。

イタリア語ではパスクアpasquaと言います。

 

日本ではあまりピンとこないかもしれませんが

イタリアではクリスマス同様、大切な1日です。

なんたってイエス様が十字架に架けられ処刑された

3日目に復活されたのを祝う日だからです。飛び出すハート

 

イタリアではクリスマスのように、パスクアのお料理というのがあります。

地域によってそれも違うようですが

お肉料理は子羊のお肉を食べます。でも臭みが強いので

子羊でなく鳩の肉を食べる家も多いよう。。

 

今日はこのパスクアの時だけのペルージャの伝統のドルチェを

ご紹介しましょう。

 

 

 

チャラミーコラです

 

 

 

私はてっきりウンブリア州のドルチェだと思っていたのですが

おととい友人のところで写真のチャラミーコラをご馳走になった時

 

「これはウンブリア州でもペルージャのみがパスクアに作っていたドルチェなんだよ。

それが今はトラジメーノ湖(私が住んでいるあたり、ペルージャ近郊)のあたりの人も

作るけど、ウンブリア州の他の町、例えばペルージャから30kmも離れれば

作らないからね〜」

 

と聞きました。

私はイタリアに来た時からずーと見ていたドルチェだから

他のウンブリアの町でも作るもんだと思い込んでいたけど、

話は聞かないとわからないもんですね〜

 

 

で、上の写真、二切れに切られたものがお皿にありますが

これは二種類のチャラミーコラを切ったものなんです。

一つは友人の義姉のもの。

もう一つは私たち共通の友人フランチェスカのもの。

 

 

パスクアは、チャラミーコラ(他の地方ではそれぞれの伝統ドルチェがあります)か

トルタ・ディ・パスクア(チーズと卵がふんだんに入ったパン)を友人や親戚にプレゼントします。

あと、卵の形をしたチョコレートとか。

 

 

両方美味しかったですが、やっぱり少しは違いがありますね〜

だからみんな作る人は密かに競い合っているようです。笑い泣き

 

 

 

 

ほらっ!これが二人の作り手が作ったチャラミーコラ飛び出すハート

夫は少しピンボケあせる

 

余談ですが、夫は去年の秋までレゲーか?!と思うぐらいのロン毛を

冬に突然ハサミを取り出し自分で断髪!

そして後はバリカンで丸坊主に切った夫。

切った当初は、虎刈り状態で笑えました。

 

「どんだけ美容室行くの嫌やねん」笑い泣き

 

 

それでは皆さま、良い1日を愛