社会人になり、部下が出来て、
「リーダーシップを発揮しなきゃ」
とか
「マネジメントをしっかりしなきゃ」
とか、誰しも思いますよね。

一昔前は、
「俺の後をついて来い!」
とか
「これをやれ」
というような、”命じる”または”行動を真似させる”
といったリーダーシップに憧れていたものです。

それは何故か?

単純にカッコよく見えたのもそうだが、それでリーダーシップが成り立っていたから、
そうしている人が”出来る人”だったからだ。

しかし今や違う。
ある米海軍の本に書いてあったが、それが有効なリーダーシップだったのは、
部下の仕事が単純作業だったからだ。
要は、物理的な作業を効率よく進める為だ。

現在はどうか?
世の中が発展するとともに、部下の仕事は複雑化し、完全に単純作業ではなくなっています。
要は、考えてなければできない仕事になっているからです。

だから、コーチングであったりと言う、気づきを与えるリーダーシップを発揮しなければいけないのである。

現在のリーダーには、より先を考えて、部下の成長を考え、言い方を恐れず言うと我慢出来なければいけない。

部下も大変だが、上司も大変な時代です。

しかし、それが出来ると、素晴らしい組織になるだろう。
日本にもそのような企業が多く出来ることを願う。