ベトナム、ホーチミンでの事業準備から2年、現地法人設立から1年3か月、

現地法人営業開始から1年が経過した。


おかげさまで、大変多くの引き合いを頂き、順調に稼働してきましたビックリマーク

これも、設立にご協力いただいたみなさん、設立後もサポート頂いたみなさん、

現地責任者、現地スタッフのみんな、そして何より、設立して間もない弊社に

業務をご依頼いただいたお客様のお蔭です!!


皆様、ありがとうございますニコニコ


さて、今回は東南アジア不動産マーケットについての雑感を、

私のメモ?の為に書かせて頂きます。



シンガポール、マレーシア、ベトナムについて。


東南アジアの不動産マーケットの中でも特殊なのは、シンガポールでしょう。

坪250~1000万円といわれているかなり高い価格水準であるが、当面維持されるものと思われる。

なぜなら高い価格でも実需に買い支えられているからだ。

シンガポールが東南アジアのハブであり続ける間は、賃貸ニーズも多く、需給バランスは保たれ、

この水準は保たれるであろうと思われる。


一方、マレーシアの不動産マーケットが少し心配です。

正直、現在供給されてるマンションの多くが外国人投資家向けの高グロス商品。

そのうえ、マレーシアの賃料は、東南アジアの中でも非常に安い方だ。

要は、不動産価格と賃料のバランスが取れていないのです。

超長期的には今の価格より上がっては行くのでしょう。

しかし、中期的にはローカル実需の価格帯近くまで調整されると思われます。


最後にベトナム。

この国が一番読みにくい。

不動産価格は、いまだ下落傾向にあるが、下落幅は明らかに狭くなってきている。

普通に考えれば、そろそろ調整局面が終わるはずだ。

しかしながら今ベトナム国内は非常に景気が悪い。

ローカル金融機関の体力も心配だ。

金融機関の経営状況が回復すれば、来年再来年には好転するでしょうが、

そうでなければ、もう少し下底があるかもしれませんね。



以上、私のメモにお付き合い頂き、ありがとうございましたパー










実需向けと外国人投資家向けの物件の価格差が少し大きい気がします。