それは6月13日、金曜日の事。

 

銀柳街では七夕飾りが配置され賑やか。

俺は所々、天井が解放され流れ込む

湿気った風を感じながら

ある目的の為、新丸子に向かった。

川崎駅からJR南武線で武蔵小杉へ。

 

それから東急線の新丸子駅まで散策。

 

途中、とても立派な鳥居を発見。

友人達との会食までの暇つぶしに

参拝したかったが、

神社の扉は固く閉ざされていた。

そして俺は会食前に訊ねておきたかった

三ちゃん食堂に到着。

 

酒が呑めないのに、この店で孤食した

井之頭五郎を探したのだが、しかし。

花金の夕刻。

 

店は立錐の余地無い満席で

一見の俺には縋る場所など微塵も皆無。

仕方なくハッピーアワーの店を探すも

全てが18時までの撃沈。

 

と云う訳で、予約時刻30分前から

独り、中華料理店で宴を始めた。

ジャスミンハイと

おつまみセットで待つ事、数十分。

遅れてやって来た

スーパーコーディネーターのOは

この店のラストオーダーが

20時30分である事を報告。

たった1時間での会食時間に慄きながら

更に遅れてきたこの男に久寿餅を進呈。

兎に角、急いで注文。

料理写真を撮る間も

惜しんでの慌ただしさだ。

因みに炒飯はとっても旨かった。

そして痛風の身にも関わらず

うっかりビールを呑んでしまった

俺に怪異が襲う。

このピンボケの料理写真に

貴方は何かを感じる筈だ。

その後、呑み足りない二人は

すっかり出来上がって気持ち的には

帰りたい俺を激安居酒屋に拉致。

お茶目な店員の有難迷惑でジョッキに

80%焼酎を注がれたホッピーで酩酊。

どうやって帰宅したかも判らず

翌朝を迎えた俺の鞄には何故か

スーパーボールが三つ転がっていた。