「ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは、目に見えない」
これは サンテグ・ジュペリ「星の王子さま」の中の言葉になります。
この本はあまりにも有名で多くの人がご存じかとは思います。
目に見えないものの大切さ それは王子さまが地球にあふれるバラを見て 大切にしていた自分の星の一本のバラが、実はありふれたモノだと悲しむシーンでのキツネの一言で伝わります。
「きみのバラをかけがえのないものにしたのは、きみが、バラのために費やした時間だったんだ」
愛おしいと思う気持ちは そのモノ自体ではなくそこにつながる過程や時間がそうさせます。
誰かから優しくされる、誰かから気にかけてもらう、誕生日におめでとうと言ってもらう
「彼女からもらった手袋だから大切にしよう」という気持ちは 手袋が大切なのではなく彼女の気持ちが大切だと感じている証拠でしょう。
人は人の中でしか生きていけません、しかし人の中にいると、他人と自分を比較したり、他人をさげすんだり、時には羨ましく思ったり・・・。
赤ちゃんはただ笑っているだけなのに、大人になるにつれて理由がないと笑えなくなっていきます。
子供のころの気持ちも大人になると忘れていく、分別や謙虚、賢さが頭をもたげて「遊び心」をなくしていく、結果「つまらない」「仕方ない」を繰り返しながら生きていく人も少なからずいらっしゃると思います。
そんなときにこの「星の王子さま」を読むと少し救われると思います。
人の「こころ」や「気持ち」は大切ですが 確かに目には見えませんから。
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