フランスの新ファースト・レディー、ヴァレリー・トリエヴェラー夫人は
「内縁の妻」(古い言い方ですね)ですが、公式の場にも
オランド大統領と出席しているので、彼女は自ら「ファースト・レディー」で
あることを認めているわけです。
「公式の妻」ではないわけですから、本人が「ファースト・レディー」に
なりたくなければ、公式の席に同伴しないというチョイスもあったはずです。
つまり自他共に彼女が社会党の大統領の「ファースト・レディー」であることは
認められていると言っていいでしょう。
それが、今週ツイッター事件が起きました。
その前に今フランスでは国民議会選挙(日本の衆議院に当たります)が
行われていることを説明しなければなりません。
6月10日(日)に第1回投票が行われ、過半数を獲得した候補者は1回で
国会議員として当選しますが、過半数を獲得した候補者がいなかった地区は
6月17日(日)の第2回投票でその選挙区の国会議員を選びます。
国民議会で過半数を獲得した党が内閣を編成しますので、
もし右派のUMPがこの選挙で過半数を得た場合、大統領は
社会党のオランド氏ですが、内閣は右派の党が組織するという
事態が起きます。
これを「コアビタシォン」と言うのですが、今までに何度か
こういうことは起きています。
せっかく大統領選に勝利した社会党としては、この国民議会選挙でも
何とか過半数を得たいわけです。
当然そのほうが政治が安定します。
つまり現内閣は暫定内閣で、この国民議会選挙によってコンファームされるのです。
オランド大統領の「元内妻」であるロワイヤル女史はフランス大西洋側の
ラロシェルで立候補しており、当選した場合には国民議会の議長に
立候補するつもりだと公言しています。
この選挙区は元々彼女の地盤ではなく、落下傘候補と呼ばれています。
ただ彼女の名声からすると、当然当選すると思われていました。
ところが、同地区で社会党の議員として地道な活動をしてきたファルロニ氏が
地盤を譲ることを拒否し、非公認で立候補したのです。
そして第1回投票では僅差でロワイヤル女史が1位になったものの
(2位はファルロニ氏)、過半数(50%以上)を獲得することができず、
決戦が第2回投票に持ち越されています。
さすがにロワイヤル女史が落選するのは社会党としては面子が
潰れてしまうので、11日(月)に大統領のオランド氏がロワイヤル女史を
応援する言葉を発表しました。
すると翌12日、オランド大統領の「現内妻」であるトリエヴェラー女史が
「私利私欲なく市民の側で戦ってきた人にエールを送る」
とファルロニ氏を応援する言葉をツィッターでつぶやいたのです。
社会党の大統領の「ファースト・レディー」が社会党の公認候補者の
当選をおびやかす非公認候補を応援する言葉を発っしたので、
社会党の重鎮達は呆然、メディアは大騒ぎです。
これはまずいです。
トリエヴェラー女史がどんなにロワイヤル女史のことを嫌いでも、
こんなことを公に発言してはいけません。
民主主義国家なのだから、個人の言論の自由と言ってしまえば
それまでですが。
この国には「思ったことを口に出さない美徳」というのがないのでしょうか。
オランド大統領が就任後、最初のスキャンダル(?)は
「現内妻」と「元内妻」の不仲が原因とは。。。
さて、フランソワ・オランド氏がフランスの大統領に就任して
早1ヶ月。「普通の大統領」になることをスローガンに、
ここまで大きなミスなく公務をこなしてきました。
彼の前伴侶はセゴレーヌ・ロワイヤル女史。
2007年の大統領選では社会党の候補者として、
サルコジ氏と戦い、敗れました。
ロワイヤル女史とオランド氏はENA(国立行政学院という
スーパー・エリート官僚養成学校)時代に知り合い、
籍こそ入れていませんでしたが、4人の子供を儲け、
左派を代表する政治家カップルでした。
2007年の大統領選後、二人は別れることになるのですが
(その前から別離は噂されていましたが、大統領選中は
「夫婦」を演じていたとのこと)、オランド氏はパリ・マッチ誌の
政治記者のヴァレリー・トリエヴェラー女史と付き合い始め、
今に至ります。
二人は結婚していないので内縁関係なのですが、
フランスではよくあること。
オランド氏はフランスの第5共和制において初の
「妻がいない」大統領なのですが、それは特に
問題視されておらず、トリエヴェラー女史が
「ファースト・レディー」として、大統領就任式にも
出席し、アメリカ訪問中も「ファースト・ガールフレンド」
として公式の席に出席していました。
さすがに自分の伴侶が一国の大統領に選ばれたら、
ジャーナリストとしての自分のキャリアは取り合えず
カッコに入れるというのが、普通という気がしますが、
彼女は「自分はジャーナリストとしての職業を続ける」と豪語。
一般市民の視点からすると「大統領夫人って公務とか
忙しいのでは」と思うのですが。。。
さしあたり文化欄の記事を書く、ということで落ち着いて
いたようだったのですが、今週とんでもないツイッター事件が
起きたのです。
早1ヶ月。「普通の大統領」になることをスローガンに、
ここまで大きなミスなく公務をこなしてきました。
彼の前伴侶はセゴレーヌ・ロワイヤル女史。
2007年の大統領選では社会党の候補者として、
サルコジ氏と戦い、敗れました。
ロワイヤル女史とオランド氏はENA(国立行政学院という
スーパー・エリート官僚養成学校)時代に知り合い、
籍こそ入れていませんでしたが、4人の子供を儲け、
左派を代表する政治家カップルでした。
2007年の大統領選後、二人は別れることになるのですが
(その前から別離は噂されていましたが、大統領選中は
「夫婦」を演じていたとのこと)、オランド氏はパリ・マッチ誌の
政治記者のヴァレリー・トリエヴェラー女史と付き合い始め、
今に至ります。
二人は結婚していないので内縁関係なのですが、
フランスではよくあること。
オランド氏はフランスの第5共和制において初の
「妻がいない」大統領なのですが、それは特に
問題視されておらず、トリエヴェラー女史が
「ファースト・レディー」として、大統領就任式にも
出席し、アメリカ訪問中も「ファースト・ガールフレンド」
として公式の席に出席していました。
さすがに自分の伴侶が一国の大統領に選ばれたら、
ジャーナリストとしての自分のキャリアは取り合えず
カッコに入れるというのが、普通という気がしますが、
彼女は「自分はジャーナリストとしての職業を続ける」と豪語。
一般市民の視点からすると「大統領夫人って公務とか
忙しいのでは」と思うのですが。。。
さしあたり文化欄の記事を書く、ということで落ち着いて
いたようだったのですが、今週とんでもないツイッター事件が
起きたのです。
昨日はパリで懇意にしているお友達のバースデーパーティーでした。
こちらでは誕生日の本人がお食事を用意して、お友達を招きます。
招待された人達はシャンパン、お花、プレゼントを持って行きます。
レストランでお祝いすることもありますが、大体手料理でもてなすことのほうが
多いです。
今回は特別な誕生日ということもあって、お鮨職人さんがお鮨を握るという
豪華バージョン。
タイの姿造りなんてパリで滅多に見ることはできません!
お天気が良かったのでお庭でも。
シャクナゲのブーケが素敵ですね。
チョコレートムースとラズベリーのケーキに
某K氏がデッサンを。
山椒が入ったキュウリの浅漬け、キンピラと豆腐のサラダ、
ワイルド・アスパラガスのゴマ和えも絶品。
映画、演劇、音楽と芸術的な方達がたくさん集まり、
素敵なひとときを過ごさせていただきました。
先週の土曜日、ちょうど仕事が終わる時間に友達からメッセージが。
「近くにいるからジョインしない?」
久し振りにセーヌ通りにあるカフェ、「ラ・パレット」に行きました。
ここはいつも混んでいるので、ほとんど足を運ばないのですが、
この日は一日雨が降っていたので、珍しく空席が。
ここで一杯飲んだ後、小腹が空いていたので、一緒にいた友達が
「Avant Comptoir」に行こうと提案。
オデオンの交差点にあるビストロ「Le Comptoir(ル・コントワール)」は
大人気のお店で、いつも長蛇の列が。。。

Lefigaro.frより
そこで、「ル・コントワール」のスタッフが始めたのが
「アヴァン・コントワール」(コントワールの前に)です。

Lefigaro.frより
こちらはアペリティフでちょっと立ち飲みするお店。
ここのタパスが美味しくて、いつも人が道まで溢れています。
メニューは天井に
吊るされています。
牛の尻尾を煮込んだものがパンに挟んである
一口サイズのサンドイッチや
「ブランダード」(塩たらとじゃがいもを混ぜたグラタン)、
エビを鉄板で炒めたものなど。
どれもお酒のおつまみとは思えぬ美味しさ!
手の込んだものはお隣のビストロで作っているようです。
本当に狭いので、長居は禁物です!
L'Avant Comptoir
3 carrefour de l'Odéon 75006 Paris
Tél : 01 44 27 07 97
「近くにいるからジョインしない?」
久し振りにセーヌ通りにあるカフェ、「ラ・パレット」に行きました。
ここはいつも混んでいるので、ほとんど足を運ばないのですが、
この日は一日雨が降っていたので、珍しく空席が。
ここで一杯飲んだ後、小腹が空いていたので、一緒にいた友達が
「Avant Comptoir」に行こうと提案。
オデオンの交差点にあるビストロ「Le Comptoir(ル・コントワール)」は
大人気のお店で、いつも長蛇の列が。。。
Lefigaro.frより
そこで、「ル・コントワール」のスタッフが始めたのが
「アヴァン・コントワール」(コントワールの前に)です。

Lefigaro.frより
こちらはアペリティフでちょっと立ち飲みするお店。
ここのタパスが美味しくて、いつも人が道まで溢れています。
メニューは天井に
吊るされています。
牛の尻尾を煮込んだものがパンに挟んである
一口サイズのサンドイッチや
「ブランダード」(塩たらとじゃがいもを混ぜたグラタン)、
エビを鉄板で炒めたものなど。
どれもお酒のおつまみとは思えぬ美味しさ!
手の込んだものはお隣のビストロで作っているようです。
本当に狭いので、長居は禁物です!
L'Avant Comptoir
3 carrefour de l'Odéon 75006 Paris
Tél : 01 44 27 07 97

